156.#アオハル ページ30
「んで？サムは結局まだAのことが好きなんやろ？」
当人いるんですけどここで聞きますか？好きじゃないとか言われたら立ち直れないよ？あとその人彼女持ち。ｳﾞｯ自分で言ったくせに辛いぜ……。
「せやけど花井ちゃんを無下にはできへん」
好きか、という質問には答えなかった。もう戻ろうとしたら花井ちゃんが立ってた。
「治先輩がA先輩のこと今でも全然諦められてへんこと知ってますよ」
花井ちゃんは少し微笑んで言った。
「やって治先輩、常にA先輩探しとって常に見てんねんもん。勝てるわけないやん。告白すれば、付き合えばちょっとは見えもらえるかな思たけど、全然入り込めませんでした。治先輩、別れましょか！」
『花井ちゃん……？』
花井ちゃんは私のところにトトっと走ってきてA先輩、次こそちゃんと素直になってくださいね、と耳元で囁いた。彼女にはお見通しだったようだ。去り際に見た彼女の涙を無駄にしないために、治くんのところに行った。
何が起こったのかわかってない顔してる治くん。
『治くん、遅くなってごめん。治くんが好き、ちゃんと好き』
今だしゃがんでる治くんに視線を合わせて言う。
治くんは難しい顔をしたあとぐっと私を抱き寄せた。
「ほんまおっそいねん」
『ごめん。こんな私でよければーーー』
「待って、俺に言わして」
一世一代の告白を遮られる。
「A、俺と付き合うて」
『……お願いします』
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舞香(プロフ) - あかねさん» そうなんですね！双子羨ましいです笑 更新頑張ってください！ (2020年11月17日 16時) (
レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 舞香さん» そうなんです〜！双子の兄がいます！ (2020年11月17日 15時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - ピさん» 嬉しいです！本当にありがとうございます！ (2020年11月17日 15時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - え！双子さんなんですか？ (2020年11月17日 7時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
ピ(プロフ) - なにこれ好き、、、、しかも面白すぎてめっちゃ笑った (2020年11月13日 20時) (レス) id: e3a365bbc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかね
| 作成日時：2019年10月13日 18時
