渡辺翔太Episode5 ページ8
「じゃあ、
今すぐ助けに」
「はい、焦らない焦らない
まずは作戦をしっかり立てる」
「そして怪我を直す、
早くても明日決行ぐらいでしょ、ふっか?」
「そだねー」
なんでこいつらそんな呑気なんだよ!!
「そんなんじゃ遅ぇって!!」
「そんな体で戦っても取り返せないって
うるさい口はフランスパンで塞ぎまーす」
だから怪我人にフランスパン食わすな!!!
「じゃあ内部構成から見ていこー
KAT-TUNのNo.3は
中丸雄一
彼は・・・うおっ、チェーンソーだって!!!
首切られたら一発あの世行きだよ!!」
なんで喜んでるんだよふっか
「No.2が上田竜也
うわ、特技シャドーボクシング
相当パンチ重いんだろうなぁ・・・」
始まる前から青ざめている阿部ちゃん
「で、No.1のボス、
亀梨和也かー
特にこの人は気を付けた方が良いよ
催眠術が得意でさ」
「催眠術!?」
「昔見たことあるんだけど、
たき、
・・・いや、
かなりの凄腕でも苦戦してた
てことで手の内知ってる俺が担当するわー」
「ちょっと待てよ!!
俺だってボスやりたい!!」
「はいはい、そんな翔太には
もっと大事な役目があるからさ」
「役目?」
「俺の予想なんだけど、
涼太くん、
催眠かけられてんじゃないかなぁって」
「えっ」
「だからその相手は翔太がやってよ
もしかかってなくても
素直にこっちに来てくれるタイプとも思わないし」
確かに
俺がけじめをつけねぇと
「・・・分かった」
「てことで阿部ちゃんは他二人と雑魚よろしくー」
「えっ!?No.2とNo.3だけでも大変なのに!?」
「そのための薬玉じゃん」
「それはそうだけどさぁー!!」
「はいはい文句いわな〜い
とにかく明日の決戦までに
翔太は安静にしておくこと!!」
「・・・俺、
別れる時に
涼太に一瞬で決着付けられた
多分この戦いでも
足手まといになるかもしれねぇけど
全力で、
やり抜くから!!!」
ふっかはちょっと驚いた顔をして
阿部ちゃんは逆にニコニコしてて
「・・・言ってくれんじゃん!」
「そうだね、頑張ろ!!」
俺達の決意は固まった
834人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:春のクマ | 作成日時:2022年8月4日 21時