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宮舘涼太Episode1 ページ6

『涼太っ!!!』



ごめん



俺はもう振り返ることはできない






だって



俺は






「っ・・・!!」



「大分魘されてたよ、大丈夫?」





隣から覗き込むように




俺のボス亀梨くんが居た





「亀梨くんっ、すみません、俺」






「大丈夫、宮舘は間違えてないよ








これが渡辺にとっても







お前にとっても正しい道だよ」








亀梨くんに優しく諭されて





「そう、ですよね」





こんな夢を見るなんて心が弱い証拠だ






もっと鍛練をしなければ










もっと






『涼太!背中任せるぞ!』






もっと





『うわっ!!このカレーめっちゃ上手いぞ涼太!!』









強く










『涼太!!』













過去を振り返るな!!!!!









今の俺だけを見ろ!!!!

















「いいのかあれで」




上田が俺に聞いてきた






「何が?」





「あんなに思い詰めさせて」





「人は何かを断ち切る時に




一番の力を得る





つまり断ち切った宮舘は







唯一無二の存在になる









うん、やっぱり手に入れられて良かった」






「性格悪っ」





「中丸聞こえてるよ」




何と言われようが構わない





この判断は間違いじゃない








これで俺らは上に










テッペンに立てる











俺のやり方についていけなくて



抜けていった奴らは数知れず




それでも







俺は







正しい



















これは正解を求める男と正解に苦しむ男の









歪んだ物語

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作者名:春のクマ | 作成日時:2022年8月4日 21時

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