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目黒蓮Episode1 ページ22

「いったっ・・・!!」



まさか目覚めた瞬間殴られるとは




俺が殴られたと理解したlilyの二人の行動は早かった





翔太は目黒くんの両腕を反対方向へ曲げ




「っ、いってぇなっ!!」




「翔太!?一応怪我人だからやめて!!」





「怪我人にだから殴って良い理由にはならねぇだろ」




うわー、血管浮き出ちゃってるよ



「それはそうだけど、



とりあえず逃げないように




少し押さえるだけで良いから!!」





涼太はすぐ保冷剤を持ってきてくれた




「・・・亮平の頬、赤く腫れてる」





「これくらい冷やせば大丈夫だよ」





涼太まで目黒くんを睨み付けないで!!





目黒くんがなんで殴ったかは置いておいて




「えーと、目黒くん、今痛いところある?」




「・・・頭」




おぉ、素直に答えてくれた



「怪我の容態とか色々知りたいから




怪我する前のこと話せる?」




目黒くんは苦虫を噛み潰したように言った




「・・・覚えてない」




「じゃあ誰か



頼りになりそうな人の電話番号とか覚えてる?」




目黒くんは布団に顔を突っ込んで



「っ、何も、思い出せねぇの」






嘘はついてない




でもおかしい点がある





それは






「初めましてー!!!俺、佐久間!!



アニメが大好き!!」




「ちょ、佐久間!?」




「だってさー目黒くんは何も分かんないんだよ?



周り知らない人だらけで怖いじゃん



まずは自己紹介でしょ!!」



それは、一理あるな



「・・・佐、久間」





まるで知ってる単語を発音するかのように


目黒くんは呟いた






でもそれを遮るように




「さっくんで良いよー!!



あだ名の方がわかりやすいっしょ!?



こっちがひーくんでしょー、


これが阿部ちゃんでー」




佐久間が他のメンバーまで紹介し始めた



相変わらずのコミュ力



ここは佐久間達に任せようかな




「翔太、涼太、ちょっとリビングいける?」



「OK」

「分かった」



「佐久間達、目黒くんのことちょっとだけよろしく」





「はーい!!!」


「・・・おう」




俺らは部屋を出た








「・・・さ、く、っ!!」


いきなり頭を押さえ付けられる



「思い出さなくて良いよ?何にも」


なんだ、この殺気



「佐久間、怪我人」


「ごめんー、昔の癖で」



「おま、俺の、過去、知ってんの、?」


佐久間はニコニコして




「・・・さぁ?





俺ら、初めましてだよね?」

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作者名:春のクマ | 作成日時:2022年8月4日 21時

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