かくれんぼ ページ6
sideマサイ
『Aさんの一周年お疲れ様でした会、しねぇ？』
そう、言われたのはあの蝉が五月蝿い暑い夏の日。コンビニからの帰り道だった。
俺は彼女の喜ぶ顔が目に浮かんで、すぐにやろうって二言目には返事してた。
今日は、ＰＶや写真撮影などで使うモデルハウスを借りて、メンバー全員で飾り付けた。(シルクは別で)
入ってきて、いきなりどーんではなく机の奥にはパーテーションを置いて、飾りを見えないようにする。
沢山の色とりどりの風船を宙に浮かべ。
天井からは、ペーパーファンを吊るした。
インスタ映え間違いねぇなんて、ンダホとモトキと笑うとペケは一足先にスマホで写真を撮っていた。
気が早っ！ってダーマが突っ込むと、料理は作んのか？って腕まくりしながらザカオが言うから、お前が作るのはやめてくれと全員で懇願しながら笑った。
料理はテキトーに買ってきて。ついでにケーキも買ってみたり。気分はすっかり誕生日じゃないのになんかそれっぽくて。ロウソク何本かな？ってモトキがニヤニヤしていた。
そう、準備は和やかに行われて後は主役を待つばかり。そろそろ着くと、シルクからメッセージが届くとパーテーションに隠れるように置いてあるカメラと、上から撮る用と、後は玄関先のカメラを録画セットをし、集合っとメンバーを集めた。
「Aさんには、今日、一軒家を使ってのかくれんぼをするって企画で呼び出してます。シルクが鬼で、Aさんにカメラマンをお願いしてます。じゃー…そろそろ来るみたいなんで、皆の者っ！隠れようぜっ！」
クラッカーとゴープロを持って、みんな各々隠れる。俺は、1番先に見つかるであろうリビングが見えるキッチンの隅に身を潜めた。
もーいいよ。なんて。心で唱えながらワクワクその時を待った。
段取りは、シルクとカメラマンのAさんが、メンバーを探して見つけてもらうのだが。難しい所に隠れてる訳ではないのでまぁ、簡単に見つかって。動画的には、え？これで、終わり？みたいな、不安感がAさんにも出て来るはず。
そこで、メンバーみんなでクラッカーを鳴らしネタバラシ。
…の、はずだった。
シルク「え？何、マジで言ってんの？」
小川「だから、本当です。嘘ついても仕方ないです。」
シルク「はぁー…」
入ってきた2人に明るい雰囲気はなく
ただ、ただ。重く。
出て行くべきか。もう少し待つべきか。
俺は、耳を大きくして2人の会話に集中していた。
．
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まひろ(プロフ) - かなとさん» コメントありがとうございます。すいません。外すのを忘れてました。ご指摘感謝します。 (2019年10月19日 11時) (
レス) id: 5f80a217b3 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です。ご本人様方にも迷惑がかかります。ルールというものをちゃんとご確認下さい (2019年10月19日 8時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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