ドッキリ ページ5
sideシルク
これは、メンバーとAさん。両方へのドッキリ企画である。
『どうも！フィッシャーズのシルクです。今回はドッキリです！』
カメラの前でいつものように、饒舌に語り出す俺。いつもは、だれかしらメンバーが周りにいるんだけど。今日は1人。
なぜなら、仕掛人シルクロード。ただ、1人だからだ。
『メンバーには今、１つの部屋に集まってもらってます。今日はお祝いで、俺たちの担当さんの1周年お疲れ様でした会を担当さんには内緒でやろうと夏の始まりくらいから計画していました。その会場準備を彼らにはして頂いてます。』
現状確認の為、マサイに電話する。
『もしもし？どう？順調？』
《チョー順チョーyeah！》
『…はいわかりましたー。じゃあ、後でー』
電話を切ってしばし自分のスマホと見つめ合う。
無駄にテンション高っ！ちょっと引くわ。なんて。
1番最初に一周年お疲れ様でした会しよーぜって、相談したのはマサイだった。マサイもノリノリで、それから他のメンバーにも話すとやろう。やろう。ってこれまた、乗り気で。
だったら、ドッキリしない？ってニヤついてたのはンダホも一緒だった。
『メンバーには俺が担当さんを連れてくるから、っと話してあります。これから、担当さんと一緒に会場に行くんですが。そこで、もう１つ。ドッキリを仕掛けたいと思います。』
ニヤける顔がヤベェ。
内心、ドキドキしながらも顔を引き締めて声を張る。
『突然、担当マネジャーとケンカしたら？ドッキリー！』
パチパチパチと、一人拍手は虚しく部屋に響く。
『担当さんには部屋で待ってるメンバーの前に俺とケンカしながら入って行ってもらいます。お祝いどころか、険悪ムードの中、ある事を報告します。はて彼らはどうするのか？乞うご期待！』
録画停止を押すと、タイミングよく呼び鈴が鳴る。
さあ、今日の主役のおでましだ。
小川「お邪魔します。シルクくん。」
「どーぞ。」
顔を見るなり、はーぁ。っとでっかいため息をこぼすAさん。緊張してんだなって、すぐわかった。
「緊張しすぎじゃね？」
小川「いや、するよ。仮にもみんやを騙すなんて」
「大丈夫。上手く行くし。きっと、あいつら喜ぶから。」
ポンッて肩を叩くとAさんは眉を下げて笑った。
小川「シルクくんに、そう言われるとなぜか大丈夫な気がして来るから不思議だね」
じゃあ、行きますか。Aさんの掛け声で俺らは部屋を後にした。
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まひろ(プロフ) - かなとさん» コメントありがとうございます。すいません。外すのを忘れてました。ご指摘感謝します。 (2019年10月19日 11時) (
レス) id: 5f80a217b3 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です。ご本人様方にも迷惑がかかります。ルールというものをちゃんとご確認下さい (2019年10月19日 8時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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