考え事 ページ27
sideあなた
突然家にやって来たシルクくんと、モトキくん。その2人が何故か庭で流し素麺してる。
なんでこうなったのか？素麺を流しながら考えてみても、よくわからないけれど。リョウちゃんも、子ども達もシルクくんもモトキくんも楽しそうだからまぁ、いいか。
「いっぱいあるから、沢山食べてね」
陸が口いっぱい頬張ると、負けじとリョウちゃんも食べて。何故か、それに対抗するシルクくん。
もー、さっきから何してんだろ。
いつの間にか、仲良しの2人を見るとなんだか羨ましくて。誰とでも仲良くなっちゃうそんなシルクくんとモトキくんは、ただ凄いなぁ。って感心してた。
シルク「Aさん？流すの俺代わろうか？全然食ってなくね？」
「ありがとう」
シルク「これ、麺つゆ」
「何から何まで」
シルク「いや、こっちこそご馳走になって」
俺らこそありがとうだから。って笑うシルクくん。
こういう優しさが沢山の人に好かれる理由なのかな。ってふと思う。
抜群の運動神経に、テンポのいい会話。それから編集のセンス。それでいて、優しいんだもん。動画からも人柄がにじみ出てると言うか…そりゃ、人気が出て当たり前か。私も、もっと頑張らないと。
多分、流し素麺が流れるのをただお箸持ったまま呆然と見ていた私。考え事してると、手が止まってしまう悪い癖。
シルク「Aさん、具合悪かったりする？めっちゃ流し素麺通過してんだけど。」
「うんん！違うの！考え事！シルクくんの事考えてた！」
食べるね。ってシルクくんを見ると、歯切れの悪い返事か返ってきた。それに、ニヤつくリョウちゃん。はて？
陸「ほら、A素麺きたよ！」
「んっ！美味しい！やっぱり、皆んなで食べると美味しいね」
陸に催促されて、やっと食べた素麺は冷たくて凄く美味しかった。
大人4人と子ども2人。大量の素麺を茹でたけどあっと言う間に食べてしまった。それだけ、流し素麺は楽しかったのか子ども達も満足そう。
陸「またやろーな。A」
「うん。いいよー」
海「今度は違うフッシャーズに会いたい」
「海？みんな忙しいんだよ。無理言わないの」
この家に居候してから随分子ども達と仲良くなった。リョウちゃんか仕事で忙しいのと、リョウちゃんの旦那さんが単身赴任なのも理由か、私に甘えてくれる。可愛い双子の4歳児。
シルク「海は誰に会いたいの？」
片付けまで手伝ってくれたシルクくんが、海の目線に合わせてしゃがむとそう聞いた。
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まひろ(プロフ) - かなとさん» コメントありがとうございます。すいません。外すのを忘れてました。ご指摘感謝します。 (2019年10月19日 11時) (
レス) id: 5f80a217b3 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の注意文をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です。ご本人様方にも迷惑がかかります。ルールというものをちゃんとご確認下さい (2019年10月19日 8時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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