近界民人形（ネイバードール）は自由を求める【ワールドトリガー】 (ページ17)

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gate15 ページ17

貴「おはよー、あれ、今日は早いね修」
修「おはようございますAさん。今日から訓練ですから」
あぁ、そういえば昨日そんな話して終わったんだっけ。すっかり忘れてた。←
烏「おはようございます。お、修早いな」
修「おはようございます烏丸先輩」
貴「おはよー京介。桐絵はまだ来てないよ」
烏「小南先輩なら来る途中でコンビニにいるのを見ました」
貴「ごめん。コンビニって何？」
烏「飲み物とか軽食とか、いろいろ売っている店のことです。それ昨日も訊かれましたよ」
ありゃ、そうだったか。なんで私はこう忘れっぽんだろうな…
レ「おまえら立ってないで座ったらどうだ？」
貴「そうだね。皆座ろ」

小「はよー途中でこいつ見つけた」
空「おはようございます」(＝３＝)
貴「おはよー桐絵、遊真。2人も今日から訓練？」
空「そうだよ。よろしくな小南」
小「一応私先輩なんだけど」
空「俺に勝ったら先輩って呼んであげるよ」
小「いいわ。じゃぁあんたが勝ったらちゃんと名前で呼んであげる。さっさと訓練室入るわよ」
貴「あぁ待って桐絵！今訓練室に私のバムスターとラッドがいるの！」
空「バムスターとラッド…？」
烏「Aさんはトリオン兵を手なずけるのが特技で、よく訓練室で放しているんだ」
レ『なかなか面白い能力を持っているな』
貴「あっレプリカもおはよー」
レ『おはようA』
小「ねぇA、早くそいつら戻してよ」
貴「ごめんごめん。すぐ戻すから」

そのあとに千佳も来て修・京介ペア、遊真・桐絵ペア、千佳・レイジさんペアの順に訓練室に入って行った。
宇「Aちゃん何作ってるの？」
貴「バムスターとラッドのスカーフ。トリオン兵の見分け方も忘れちゃったから目印にね。これなら皆もわかるでしょ？」
迅「Aは器用だな」
貴「そうかな。あっちにはもっと器用な人がいたよ。…あっ思い出した」
迅「なんだ？」
貴「私がいた国は、近界のなかじゃ一番大きな国だった」
宇「一番大きな国？」
貴「うん。それと、確か一部の人は角が生えてた」
迅「角？」
貴「うん。なんでかまでは思い出せないや」
迅「そうか。でもよかったよ。この調子じゃそのうち自分の名前も忘れそうだったからなおまえ」
貴「流石に自分の名前くらいは覚えてますよーっだ！」
宇「あははっ。そうだ、Aちゃん朝ごはんまだでしょ？今日は私が当番だから作っちゃうね」
貴「うん。私栞のごはん大好き！」