近界民人形（ネイバードール）は自由を求める【ワールドトリガー】 (ページ16)

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gate14 ページ16

あれから数分して桐絵たちが帰ってきた。
貴「おかえりー」
小「ただいま。あーお腹減った。はやくどら焼き食べよーっと」
貴「あっちょっと((バタンッあーどうしよう」

小「ちょっとーーーーーーあたしのどら焼きがないっ！」
予想してた通りの展開になっちゃった。今更食べちゃいましたなんて言えないよね。
宇「あぁごめん。さっき出しちゃった。また買ってくるから、ね」
小「あたしは今食べたいのよ！A持ってない？」
貴「私が持ってるのは悠一からもらったぼんち揚げだけど、食べないでしょ？」
小「うっ…仕方ないわね。食べてあげるわよ」ボリボリ
あれ、桐絵がぼんち揚げ食べるなんて珍しい。
小「とこほへ、ほっひのはんひんはなんふぁの？」
迅「なに言ってるのかわからないぞ小南」
小ゴクッ「そこの3人はなんなのって訊いたのよ」
迅「あぁ、こいつらは俺の兄弟だ」
また始まった。悠一も懲りないな。
小「えっそうなの！？」
桐絵もいい加減わかるでしょ。嘘だって。
小「迅に兄弟なんていたの。とりまる、あんた知ってた？」
烏「勿論ですよ。小南先輩知らなかったんですか？」
レ「俺も知ってるぞ。迅が一人っ子だってことをな」
小 (?_?)
貴「こんな感じですぐ騙されちゃうのが小南桐絵」
宇「で、そこのモサモサしたイケメンが烏丸京介。隣の落ち着いた筋肉がレイジさん」
烏「よろしく」
レ「待て、落ち着いた筋肉って人間か？」
貴「まぁまぁそこは気にしちゃダメだよレイジさん」
迅「で、こっちの3人は新入りだ」
小「新入り？うちに新入りなんていらないわよ」
迅「でもこのメガネ君、さっき小南の話したら「きっと綺麗な人なんだろうな…」って呟いてたぞ」
修「えっ…」
小「えっ、もっもう、お世辞言っても何も出ないわよ。お世辞じゃないかもしれないけど」
迅「悪い、それ嘘」
あっ…
小「だっ騙したのねこのメガネ！！」
修「僕じゃないですよ！」
貴「その辺にしなよ桐絵」
小「このこのーーー！！」
ダメだ、こうなっちゃったらもう止まんないよ。まぁこんな感じだから、ここって飽きないんだよね。