【ワートリ】 そうだ、ボーダーに行こう。

迅ｄｅこたつ ページ14

この地球には、冬に現れる恐ろしいやつがいる。その名はこたつ。
貴「こたつ暖か〜い」
このように人間を自分の布団の中に入れ、動く気力を奪ってしまうのだ。
しかしこいつの恐ろしいところはここからだ。
迅「A〜いい加減出てこいよ〜」
やつは恋人たちの間に割って入り、関係に亀裂を入れてしまうのだ。あぁ、なんと恐ろしい！
ただ、やつを利用する者もいる。今こたつに入っているA氏はこたつを利用して彼氏こと迅悠一の気を引こうとしているのだ。彼女も頭を使ったものだ。
迅「A〜一緒にぼんち揚げ食おうぜ〜」
貴「あとで食べるんで置いといて下さ〜い」
A氏の心理攻撃。相手にヤキモチを妬かせて最後には「私は迅さん一筋だよ」と言って勝利する作戦に出たぞ。さぁどうする迅さん！
迅「…そんなに暖かいのか？こたつって」
おぉっと迅さん！とうとう折れてしまうのか！？迅さんが拗ねるととんでもなく面倒くさいぞ！？
貴「すっごく暖かいですよ〜もう身動きできないくらい」
しかしA氏は攻撃を続ける！なんで続けた！迅さんの面倒くささは知っているはずだ！！
迅「…」
迅さんとうとう黙り込んだぁ！負けるのか、負けてしまうのかぁ！？
かと思ったらA氏の腰に手をまわし、ピタッとくっついたぞ。一体何をする気なんだ？
貴「じ、迅さん？」
迅「A、俺とこたつどっちが暖かい？」
貴「えっ///」
迅「どっちが暖かい？」
貴「…迅さん…です///」
おぉ！迅さんのまさかの逆転勝利だぁ！！
迅「じゃぁこのまましばらくいようか」
貴「ふぇっ///」
迅「俺に冷たくした罰。拒否権は無いぞ〜」
貴「…はい///」
いや〜おもしろかった。２人見てると飽きないね〜
次回のバトルも楽しみにしてるよ☆

語り手：宇佐美栞

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