【狼ゲーム】私に触らないで。【飯田 リンタロウ】【新村コウ】【霜月 ユキナリ】

第1回 狼裁判 ページ7

メリー「これより！」

ウルフ「第1回狼裁判を開始する……」

メリーの毛とウルフの牙は元に戻ったみたいだ。

A「急すぎて何を言っていいのやら……」

オサム「とりあえず凶器について考えませんか？」

タケオ「そうするか。服に血が大量に付着していることから、刃物によって刺され、出血多量により死亡したと考えられる。」

タクヤ「刃物……となると包丁か？」

チエ「包丁には油汚れがついていて、血痕とかは見当たらなくて……その、殺害に使用した形跡がないというか…………」

サトル「あぁ、そういえばミホさんが殺される前、ミサキさんに料理を作って貰ってたんだ。洗うのは私の担当だったんだがすっかり忘れていた。」

ミサキ「あぁ、そうやったなぁ。料理を作った後に廊下に出たらミホさんとすれ違ったから、多分包丁は犯行に使われてないで。」

マキ「となると、残りの刃物は……」

ユキナリ「確か、武器庫にサバイバルナイフがあったよね。」

リンタロウ「そうそう♪そこはタケオさんとタクヤさんがずっと2人で見張ってたんだよね♪」

ユキナリ「ずっと2人で？いや、確かタケオさんはトイレにこもってた時間があったよね。」

コウ「それは本当か？」

タケオ「あぁ、少しだけどな。」

チエ「ざっと何分くらいですか…？」

タケオ「20分くらいだ……」

リツ「長ぇ！それは少しとは言わねーよ！！」

サトル「その間、タクヤさんは自由に刃物が使えたんじゃないか？」

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