第3回 狼裁判〜後編〜 ページ35
そう言えばさっき野菜炒めを食べてた時、ユキナリのポケットからアンティークな懐中時計がちょっと見えてたんだよな……
A「みんなが最後にオサムを見た時間は?」
ミサキ「夜の7時くらいやなぁ」
リツ「私はチエと一緒に10時に見たぜ」
マキ「私は1時ね」
A「なるほど……ごめん、後は分からん。」
コウ「まとめると、狼はマキのボイスレコーダーを使用した事が判明……今の時点だとマキが相当怪しいぞ。」
マキ「お風呂に入ってる時に盗まれたのよ!ユキナリに!!」
ユキナリ「お、俺!?」
ははーん、これは嘘だな。
だって多分二人とも狼だもん。
流石にここまでシナリオは組まれてない。
多分ユキナリは処刑されるのを嫌がるもん。
……でも、今の時点じゃまだ助けてやれない。
自分でなんとかしろ…!
ユキナリ「そう言うマキさんこそ、言ってる事が矛盾してるぞ!」
リツ「矛盾?」
マキ「どこがよ!!」
ユキナリ「『1時にオサムさんを見た』っていう証言。この日記を見て。」
チエ「30分ごとに書かれてます……真面目ですね……」
コウ「11時半で終わってるな……」
リンタロウ「ってことは、11時半から12時の間に殺されたことになるね♪」
マキ「ただ忘れただけじゃないの!?」
A「いや、それは無いな。毎日完全に忘れず書いてるのに、12時から1時なら、少なくとも3回書くはず。3回も忘れるか普通。」
ユキナリ「それに、これを見て。」
ミサキ「血のついた懐中時計?」
ユキナリ「そう。この血の跡が、犯行時刻を示してる。」
リンタロウ「1時より前だね♪」
コウ「これでマキの言っていることが嘘だと判明したな。」
ウルフ「処刑対象は 高山 マキ でいいのか?」
A「間違いないと思う。」
ウルフ「では……高山 マキを、狼として処刑する。」
マキ「いやあぁぁぁぁあ!!」
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moca(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます♪やっぱり色んな推しの方がいらっしゃるんですね~、じゅんぐり回っていこうと思うので、しばしお待ちを…… (2018年5月22日 0時) (レス) id: 04cea9872d (このIDを非表示/違反報告)
りん - すごく面白いです!コウくん、沢山でてくるといいな〜… (2018年5月21日 23時) (レス) id: 86cbed9cef (このIDを非表示/違反報告)
影桜(プロフ) - ちさきさん» コメントありがとうございます!!とても可愛らしいリンタロウ君ですね、了解です♪←← (2018年5月14日 19時) (レス) id: 04cea9872d (このIDを非表示/違反報告)
ちさき - めっちゃ面白いです!!よければリンタロウと沢山絡ませてほしいです!更新頑張ってください!応援してます! (2018年5月14日 19時) (レス) id: ec750d789b (このIDを非表示/違反報告)
影桜(プロフ) - 鈴錬さん» 超嬉しいメッセージありがとうございます!頑張ります(∀`*ゞ)エヘヘ (2018年5月13日 20時) (レス) id: 04cea9872d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:moca | 作成日時:2018年5月2日 7時