第3回 狼裁判〜前編〜 ページ34
メリー「それでは、これより第3回狼裁判を開始します!頑張って狼を見つけてくださいね〜」
ユキナリ「今回は事件発生時のアリバイについて考えてみない?」
リンタロウ「それもそうだね♪ボクはAちゃんとユキナリ君と一緒に居たよ♪」
A「ユキナリも居たのか。私は寝てたからな……」
ユキナリ「とても幸せそうな顔して寝てたよね」
コウ「俺はリビングでパソコンをいじっていたぞ。」
ミサキ「うちはマキちゃんと喋っとったなぁ」
マキ「ちょっとしたガールズトークをね♪」
チエ「私は儀式の途中でした……」
リツ「私はシャワー浴びてたぜ?」
ユキナリ「なるほど、コウさん、チエさん、リツさんの3人はアリバイが無いんだね。」
A「ユキナリ、今回よく喋るな……なんかあった?」
ユキナリ「い、いや……仕切る人が居なくなったからさ……」
A「ふーん……」
まぁ、処刑したのは私だけどな。
ミサキ「オサムさんについてちょっと気になる事があるんやけど……」
マキ「何?」
ミサキ「ウチらが駆けつけた時、もうオサムさんは動いてなかったんや。近くにおったウチは悲鳴が聞こえてから1分以内に図書室に来たんやけど、その時はもう動いて無かったんや……いくら何でも早すぎると思わへん?」
コウ「確かに……そんなにすぐに焼死するとは思えない……」
リツ「そんなに死ぬの早かったら料理とか死亡者続出だぜ……」
チエ「そう言えば……なんか床も燃えてたし、近くに灰が落ちてた気がします……」
リンタロウ「なんか線香とガソリンみたいな匂いしたよね〜♪」
A「これは多分焼死じゃないな。」
コウ「そうか……狼は犯行時刻を誤魔化そうとしてるんじゃないか?」
チエ「え、ならあの悲鳴は…?私達は幻聴を聞いたんでしょうか?」
コウ「うーむ……その事に関する証拠が見つからなかったんだよな……」
A「あるよ?証拠。」
ユキナリ「え、本当に!?」
マキ「うそ……見つけられたの?」
あれ?2人とも嬉しそうじゃないなぁ……
A「これ。このボイスレコーダー……かなりのプロ仕様だし、マキさんのだよね。ミサキ、悲鳴が聞こえる前に誰かに驚かされたりした?」
ミサキ「あー、シャワー浴びてる時に誰かに電気消されたなぁ……」
A「その時多分悲鳴をあげたんだよね。それをこれで撮って編集して、オサムの悲鳴にしてた訳だ。」
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moca(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます♪やっぱり色んな推しの方がいらっしゃるんですね~、じゅんぐり回っていこうと思うので、しばしお待ちを…… (2018年5月22日 0時) (レス) id: 04cea9872d (このIDを非表示/違反報告)
りん - すごく面白いです!コウくん、沢山でてくるといいな〜… (2018年5月21日 23時) (レス) id: 86cbed9cef (このIDを非表示/違反報告)
影桜(プロフ) - ちさきさん» コメントありがとうございます!!とても可愛らしいリンタロウ君ですね、了解です♪←← (2018年5月14日 19時) (レス) id: 04cea9872d (このIDを非表示/違反報告)
ちさき - めっちゃ面白いです!!よければリンタロウと沢山絡ませてほしいです!更新頑張ってください!応援してます! (2018年5月14日 19時) (レス) id: ec750d789b (このIDを非表示/違反報告)
影桜(プロフ) - 鈴錬さん» 超嬉しいメッセージありがとうございます!頑張ります(∀`*ゞ)エヘヘ (2018年5月13日 20時) (レス) id: 04cea9872d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:moca | 作成日時:2018年5月2日 7時