【狼ゲーム】私に触らないで。【飯田 リンタロウ】【新村コウ】【霜月 ユキナリ】

懐かしい仲間の声 ページ19

私はただいま証拠探し中。

タクヤの死体を改めて見て男性陣も体調を崩したらしく、今はわたしだけが探索をしている。

そーだ、仲間に連絡するなら今だ。

トリックビーンズの中の無線機を取り出す。

A「……なぁ、この声聞こえてる？」

女ヤクザ『あれ？Aじゃん！どしたのー？？』

A「今ねー、嘘つきゲームならぬ狼ゲームに巻き込まれてんの。」

女ヤクザ『えー？超やばいじゃーんw』

A「でさぁ、他の参加者が結構いい人で皆助けてあげたいんだよね」

女ヤクザ『数人は間に合わないかもだけど準備出来次第救出してくわ〜』

A「ありがとう、あと私帰ったらボスぶっ潰すから手伝ってくれるか？」

女ヤクザ『仰せのままに〜wAにはかなりお世話になったからね〜、助けるのは当たり前！』

A「……で、ボス潰したら私マフィア抜けるわ」

女ヤクザ『えー、なんで！？』

A「普通に暮らそうと思うんだ。お金は足りなくなるけど、仕事で外国に飛んだりとかするの嫌だし……」

女ヤクザ『お願い抜けないで！パソコンとかからデータ消しておくし、生活費とか全部うちらが出すし仕事も全部うちらがやるからさ！……部下への司令官とか出来るやつA以外に居ないんだよ…………全部Aの要求に答えるからさ！』

A「……それ本当？」

女ヤクザ『本当！』

A「……分かった。本当に司令とか作戦とか武器の改良とかだけだからな！」

女ヤクザ『うん、ありがとA！！じゃあね！』

……私の親友も、変わらず面白いやつだな…………

さ、普通に探索しなきゃ。

メリー『これより狼裁判を開始します！集合してください！』

……やばい…………

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