【黒子のバスケ×ハイキュー！！】キセキの世代が敗北したと噂の少女は努力型少女！ (ページ40)

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放課後、部活に行くとばったり影山と会いました

影山「あ…」

貴方「……「おい！」

貴方「なんですか？」

影山「この前はあんなこと言って悪かった…許してくれるなんて思ってねえけど悪かった…」

貴方「……別にいいよ。私はあれくらいでへこんだりしないから」

影山「…帝光中学に通ってたんだろ？」

……知ってたか…隠し通せなさそうだね…

貴方「なんで知ってるの？」

影山「知り合いから借りたバスケ雑誌。数年前のなんだけどよ、黒髪に緑の目の紅琴Aなんて一人ぐらいだろ？」

貴方「そっか…「なあ、俺に話してくれねーか？帝光であったこと」

貴方「………まだ、言えないかな…」

影山「……なんでだ？」

貴方「……私自身も気持ちの整理ができていない…つまり、あまり客観的に話せないの」

影山「そうか…じゃあお前の気持ちが整理できるまで待つ。だからまた話してくれ」

貴方「うん…そうだね」

嘘。そんなことは思ってない、気持ちの整理なんてもう付いてる。キセキの才能が開花すれば遅かれ早かれこうなることは分かっていた

私は悲しくなんてない、チームが百戦百勝のノルマをこなしていてくれればいい…はず…なのに心のどこかでそれは違うとも思う…でも、最後の全中の決勝戦のようなことは…許したくない
　勝っていればいいと思う気持ちと、それだけではないという思いとの矛盾した感情はまだ消えていなかったかも…
助けて…
゛征十郎゛蛍よりも近くにいてくれたこともある大切な存在。あの瞳で大丈夫だって微笑んでほしい…

゛真太郎゛私にピアノを教えて…。また連帯してバスケがしたい

゛敦゛またお菓子の感想がほしいよ…私が苦手なリバウンドのコツを教えてくれたのはほかでもない敦。

゛涼太゛貴方の笑顔が私を幸せにしてくれた…また見せてほしい。

゛大輝゛相変わらずサボりなんだろうか…あんまりさつきに心配をかけないでね

゛テツヤ゛キセキの世代を倒すと私に宣言した。新しい光は見つかったのだろうか…

゛さつき゛青峰をもとに戻すことも大事だけど、桐皇を勝たせてね

みんな今頃どうしているだろうか…元に戻るといいのだけど

私は彼らをもとには戻せない。私は今のキセキと同じ様になったまま戻っていないから

　テツヤ、さつきお願いね。

他力本願な私だけど、

「キセキの世代を元に戻して」

これが私の願い