久々知の妹なんです、私

一話　過保護？ ページ2

今日の授業が終わり、自室に行こうとしていた。していた…

なのに…






なんで落とし穴に落ちちゃうんだよぉ…
私、不運なんだよね。保健委員だから

「喜八郎〜！こんな所に落とし穴つくんな〜！」

本当に困る…


兵助「A！大丈夫か？」



おぉ、救世主がまさかの兄上とは…





「兄上、ありがとう！(ニコッ)」

兵助「〜っ！可愛い！A可愛いよ！」

と、言って抱き着いてきた。恥ずかしい…

「そ、そんなんじゃ彼女できませんよ？」

兵助「いい！Aがいるなら彼女はいらない」

「いや、私のこともよく考えてください…」


私も兄上のことは普通に好きだけど…兄としてね

兄上も妹として好きなんだろうけどさ…？

なんというか…兄弟愛が重いっていうのかな？時々すんごく過保護だし

うん。

「兄上、それではまた。」

兵助「うん。またな！」


ほら




普通にしてたらかっこいいし…

女の子にモテるんじゃないかな？





in部屋



「…と思うんだけどさ、どう思う？滝。」

滝夜叉丸「今の話ではまだそんなに過保護とも言わないと思うが？」

隣の部屋の滝と喜八郎の部屋に来ています

喜八郎はもちろん穴掘り


「今日はまだ普通だよ？…でも時々ね…」


あれは…私が3年生の頃…去年か…


忍たまの子と喋ってたら…


兵助「A〜〜！！！その子は誰⁉…まさかと思うけど
彼氏ととかじゃないよな⁉

うん。そんな訳ないな！いいか？男は危ないんだ！むやみに近付いちゃ
ダメ！あ、お兄ちゃん以外な！」

「は…？」

それからあまり忍たまの子と喋れなくなった

兄上のせいで…

まぁ、滝や喜八郎、三木や守一郎にタカ丸さんは普通に喋ってるけど…

結構兄上の友達も喋りかけてくださいますし！

あ、そのたびに兄上の目は若干涙目だけどね

まるで自分のもとを離れていく子供を見る親のような…




「…という感じなんだけど…」

滝夜叉丸「…かなりシスコンだな…」

二話　綾部の嫉妬→←プロローグ…じゃないな…

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