最終話 ページ33
息を切らして道をかけると、小野君の声が聞こえてきた。
小「〜〜!〜〜」
貴「小野君っ!」
小「…まさか…A?幻聴?幻覚じゃない?」
貴「私だよ、私。本物だよっ」
小「〜〜っ!」
貴「ただいま」
小「Aっ!!!!」
小野君は私に抱き着いてきて、叫んだ。
小「会いたかった…会いたかった…っ、もう、俺の傍から離れないで…」
貴「…っ」
なんか、急に胸が締め付けられるように切なくなって、私の表情がゆがんだ。
貴「あああ〜もう、泣かないって決めててんだけどなぁ…こんなに小野君に会いたかったんだな ぁ…大好きなんだなぁ…」
涙を止めようと思うけど、あとからあとから、とめどなくあふれてくる。
小野君は、私がこぼした涙の雫を指で掬い取ると、言った。
小「うれしいよ、Aの口から『大好き』って言葉が聞けるなんて」
貴「小野君、大好き…」
私は小野君の背中に回す腕に力を込めた。
小「A…」
貴「これからは、ずっと。一緒にいてください」
小「もちろん」
私は嬉しくなって、涙を一筋こぼすと、ニッコリ笑顔を作った。
小「A!」
貴「?」
cyu…
貴「?!//////////」
急すぎて思わず私は耳まで赤くなってしまう。
小「ありがとう」
これからも、私たちは平和に、そして、幸せに過ごしていく。
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←第二十九話
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
3人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シノン(プロフ) - みなさん、見てくださって、ありがとうございます<m(__)m> (2013年3月2日 20時) (レス) id: 6eec126818 (このIDを非表示/違反報告)
シノン - ですよね!化物語のあのテンポのいい掛け合い私も大好きです(*^^)v (2013年2月22日 20時) (レス) id: 6eec126818 (このIDを非表示/違反報告)
京子ッス☆ - シノンさん» あぁ、そうなんだ♪化物語面白いよね!! (2013年2月21日 23時) (レス) id: a16112f89c (このIDを非表示/違反報告)
シノン(プロフ) - 壱日前に書いたのより、少し内容を変えたので、また、よろしくお願いします。 (2013年2月20日 21時) (レス) id: 6eec126818 (このIDを非表示/違反報告)
シノン(プロフ) - 恥ずかしながら、そうです(*^_^*) (2013年2月20日 21時) (レス) id: 6eec126818 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:うたの | 作成日時:2013年2月19日 21時