第二十七話 ページ30
貴「
あの夏の日、きらめく星。今でも、思い出せるよ。あの日は私の大切な思い出なんだ。今まで、言わなかった。ううん、いえなかったけど、今なら言える。
私は、君の笑った顔も怒った顔も大好きでした。おかしいよね?もう一年たつのに。
解ってたんだよ。このことは本当は私だけの秘密、君の知らない物語だったんだけどね…
今でも、夜を越えて、遠い思い出の君が指差すんだ。無邪気な声で。重い思いはつたえられずに積もっていくばかりだったんだよ。
でも、私の心は正直で、つたえたかった。だから、今、こうしている。
小野君…大好きだよ。もしよかったら、私と付き合ってくれないかな?」
私は小さく震えていた。
ギュっ―――
貴「?!」
小「そっか。ありがとう」
震えを止めるように優しく抱きしめてくれる小野君。
思わず涙がこみ上げてくる。
小「俺は、俺は」
貴「ううん、そんな顔しなくていいの」
そして、私は今日一番の笑顔で指差した。
貴「ほら、あれが冬の大三角」
小野君は何かに胸を撃たれたような表情で―――
『君は…小野君…』
『御免な。待たせて』
『っっ!!』
ギュっ―――
私の心も抱きしめられていた。
小『「大好きだよ」』
小野君はそういった後
唇を唇でふさいだ。
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西 - この方角に福があるはずです
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シノン(プロフ) - みなさん、見てくださって、ありがとうございます<m(__)m> (2013年3月2日 20時) (レス) id: 6eec126818 (このIDを非表示/違反報告)
シノン - ですよね!化物語のあのテンポのいい掛け合い私も大好きです(*^^)v (2013年2月22日 20時) (レス) id: 6eec126818 (このIDを非表示/違反報告)
京子ッス☆ - シノンさん» あぁ、そうなんだ♪化物語面白いよね!! (2013年2月21日 23時) (レス) id: a16112f89c (このIDを非表示/違反報告)
シノン(プロフ) - 壱日前に書いたのより、少し内容を変えたので、また、よろしくお願いします。 (2013年2月20日 21時) (レス) id: 6eec126818 (このIDを非表示/違反報告)
シノン(プロフ) - 恥ずかしながら、そうです(*^_^*) (2013年2月20日 21時) (レス) id: 6eec126818 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うたの | 作成日時:2013年2月19日 21時