◎43 ページ43
◎Aside◎
神「ちゃんと、話さなって思って来た。」
「私も、そう思ってたよ。」
神「俺の気持ち、聞いてくれる?」
「うん…。」
本当は聞きたくなかった。
怖かった。
もう、やり直せないんじゃないかって。
神「あの時、怒鳴ってしまったんは、俺が悪かった。ほんまにごめん。嫉妬してほしいって、
ただのワガママやった、ごめん。」
「…うん。」
神「それでな、そのことがきっかけで、
いろいろ考えたんやけど…」
神「Aにとって、俺って必要な存在?俺と一緒におって、A、幸せ?」
「っ!幸せに決まって…」
神「俺は!そうは思わへん。今の俺じゃ、Aのそばにおっても、幸せにできひん。」
「そんなのっ!」
神「一回、距離おかへん?」
「…え?」
神「やから…一回、距離おこ。それだけ言いに来た。」
私の頭はまだついていけない。
それなのに智くんは言うだけ言って、
出て行ってしまった。
出て行ったことに少し経ってから気づいて、
追いかけた。
847人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kukka(プロフ) - 夏さん» わざわざ終わった小説にご指摘ありがとうございます。了解です、直します。指摘していただいたところだけでいいでしょうか? (2015年12月28日 7時) (レス) id: 8505c73d53 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 11【女の子が一人残して返すの可哀想だなって…】→帰すの、 22【久しぶりの再開なのに】→再会、 33【バライティの時】→バラエティ だと思います。 (2015年12月27日 21時) (レス) id: 71a8a5bbd6 (このIDを非表示/違反報告)
kukka(プロフ) - ふうぽんさん» 泣いてくださってんですか!?そんなコメントに私は泣けます( ; ; )書いてると自分では感動できないので、コメントは本当にありがたいです!!更新、がんばります!! (2015年5月5日 23時) (レス) id: cad812d4fa (このIDを非表示/違反報告)
kukka(プロフ) - リンハヤニシさん» 褒められ慣れてないので只今テンションMAXです、ありがとうございます!!!拝見させていただきました!!私なんかが評価までさせていただきました…一番右に!ハーレム系はまだ書けていないので、参考になりました!! (2015年5月5日 23時) (レス) id: cad812d4fa (このIDを非表示/違反報告)
ふうぽん - この作品大好きです! もう、泣けてきちゃいました泣 更新率めっちゃいいし、物語も感動的でいい話だし!♪ これからも頑張ってください! (2015年5月5日 22時) (レス) id: 5482e73a2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kukka | 作成日時:2015年4月23日 23時