呪霊って、料理したら美味しかった。

レシピ２０ ページ25

《後日談》


許せん……許せん！

わしを裏切ったな！？



先程から漏瑚は怒っていた。

まぁ、無理もない無理もない



その間にも、3人はニコニコと笑って、焼肉を頬張る。



「やばい。焼き加減ぴったりだよ！漏瑚！」



真人がニコニコと漏瑚に微笑んだ。

半分褒め言葉、半分は………………………………からかい。




許せんからな、わしは！




相変わらず怒っている漏瑚の頭に、また焼肉が乗り、ジュージューと高らかな音が立つ。そしてそれは、夏油の口の中へ入る。





もう、こうなったら戦うしかない！殺す！





感情剥き出しの漏瑚。

“戦い”という言葉に、誰もが反応した。






「戦い！やるべやるべ！」






Aが勢いよく立ち上がる。

その目は燃えていて、メラメラである。

メラメラ…………………………







という事で、









今は、









料理対決をしている。

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