レシピ18 ページ23
秀side
うん、一体どうゆう事?
今日は、餃子を作ると聞き、久々にAの家にやって来た。
そしたら、
特級が呑気に餃子作ってた。
呪霊が餃子作ってるんだよ?喋ってるし、手先器用だし、まずまず、Aが料理しないのも不思議だし………。
「A〜次はどうするの?」
「ん、とね。これはね」
しかも、ちゃっかり仲良くなってる。
助けを求めようと、先輩に顔を向けた。
が、
相変わらずニコニコしている。此方を助ける気は無く、微笑ましいような目でAと呪霊を見ている。
先輩!?
「あ、秀」
餃子の皮を手に、Aは此方にやってきた。
「何何?友達〜?」
人型の呪霊は、Aに馴れ馴れしく話し掛けて、此方を見る。ニコニコと笑っているが、俺の呪力を感知してか、此方を射抜くような警戒の色を隠せない。
「八重島秀
中学時代の同級生。先輩の後輩。
上層部に反抗期中]
えっと、反抗期中のもので〜すと名乗る。彼はニコニコと、目は笑っていない笑みを浮かべた。待って。この人すごい怖い。
「そっか。俺は真人。
見ての通り呪霊だよ〜
隣は漏瑚」
火山頭みたいな呪霊が漏瑚らしい。膨大な呪力量であり、特級に該当するものであるが、此方に攻撃をしてくる気配がないのでひとまず安心した。
「で、なんで仲良くなってんの?」
・
話を聞いた後、まず俺は呆れて、その次にま、Aなら呪霊とでも仲良くなれるか、なんて言う納得した気持ちになっていた。
呪霊達は、先輩の仲間だそうだ。
本来、呪術師ならば関わってはいけないし、ましてや呪霊と仲良くなるなんてあってはならないが、上の連中に反抗期中なので、丁度良かった。
餃子の味は、とても美味しかった。
驚いたのは、具を皮に入れる作業が綺麗で、真人は意外に器用だったという事だ。
「おいし」
「また作ろ〜〜」
八重島秀から一言
八重島秀
今日、新たな友人が出来ました。
特級呪霊の真人と漏瑚です。
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紫月(プロフ) - 蓮華さん» 返信遅れてすみません。そう言ってもらえて何よりです!! (2021年10月29日 20時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
蓮華 - すごい面白いと思います。 (2021年10月17日 15時) (レス) @page8 id: 57d0ae7b34 (このIDを非表示/違反報告)
紫月のサブ(プロフ) - 夢花さん» 一級呪術師「夢花さぁぁぁぁんん、あざまっっっっっす!」(サブ垢から失礼) (2021年10月10日 19時) (レス) @page47 id: cdc946147d (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 一般呪術師先ぁあああああい!!!!長らく!!!お疲れ様でしたぁああああああ!!! (2021年10月9日 14時) (レス) @page50 id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 蕾猫さん» wwwwwありがとうwございwますwwwww (2021年10月1日 20時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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