呪霊って、料理したら美味しかった。

レシピ１７ ページ22

《後日談》




「で、両面宿儺にあったと？」


起きて開口一番、Aが、




「宿儺料理した〜い」



と言っていたので、捕まえて、話を聞いた。



「本当に言ってる？」
「はい、本当です」
「何もされて無い？」
「気に入ったとか言われました」
「まじか………」



あの両面宿儺だ。

呪術全盛期時代の呪詛師


その時代の呪術師が総力を上げて戦いに挑んだが、誰一人として勝てなかった、“呪いの王両面宿儺”







「宿儺はどうだったかい？」






「美味しそうでした⭐」






あ、駄目だ。聞くんじゃなかった。




「夢の中……だったんだよね？」
「はい！なんか頭蓋骨の上に堂々と座っていましたよ！後、ケヒッって言ってました」





もう、それは宿儺だね………。







「先輩、もし宿儺を捕まえられたら、何にします？




私はローストビーフかなぁ？


あ、でもですね、最近はアスパラガスにハマってまして………、」





うん、この際だからはっきり言おうか。





A。怖いよ。恐ろしいよ。









Aがスマホをいじっていたので覗き込む。






A聞いて聞いて〜


真人なになに〜


A今日ね、夢の中で宿儺にあったよ!


真人今からそっち行く






真人。その反応正解だ。




数分後、猪突猛進の勢いで真人が(漏瑚を巻き込んで)駆け込んできた。

そして、すんごい勢いで、宿儺の事を聞いていた。





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なんか、気づいたらお気に入り登録者数が、１７０人超えてたんですよね。

評価も７０越えてて嬉しいです( ´ ▽ ` )

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