呪霊って、料理したら美味しかった。

レシピ１５ ページ20

漏瑚side



「 夏油の所……？」


青い空。澄み渡った綺麗な色。

心地よいみずの音。清らかな海。


腰をかけていると、



突然、真人に告げられる。





「そっ〜、夏油っ。



漏瑚〜全然 夏油にあってないでしょ〜？



偶には会おうよ〜」




口を尖らせて、ねっと首を傾げる真人。





「何か悪戯をしようとしているんじゃないだろうな？」




わしはお前らに、サッカーボールにされたんだ。

また悪戯するなら、 殺す！！






「やだなぁ〜そんな事しないって〜」



ふん。
本当か？


「夏油が、呪物集めたから、来てって言ってるんだよ〜！」




呪物！？




「行くか」



「わーいわーい！」





真人side





前回、Aちゃんに逃がしてもらった理由は、見たことない呪霊を連れてくる事。



漏瑚は警戒心強いけど、呪物の話には弱いなからなぁ〜ﾆﾔﾆﾔ



漏瑚、ごめんねぇ〜






でも、俺が生き延びるためだよ！






そしてLINEに、




真人漏瑚って言う呪霊連れてくるからねぇ〜お楽しみに〜



Aおおっ･)/.:+)



夏油傑マジか………





漏瑚side




真人に連れて来られたのは、一軒家。
白と黒の外装に、周りの人間の家よりも少し大きい。



夏油、一軒家買ったのか？



顔を顰めつつも、中に入る。



瞬間、






にゅっと手が出てきた。





そして、






「貴方！貴方漏瑚って言うのね！」





人間に羽交い締めにされた。





「おい、どう言う事だ、真人」



隣でニコニコ笑っている真人にとう。





「あ〜、私が人型の呪霊を料理したいって言ったら、貴方を連れてくから、勘弁してくれって言われて………





人間が答える。









「まひとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」





「あっっははははは」



今度という今度は許せん！




ってん？





料理？







漏瑚から一言



真人！！！！
殺す！！！！





＊＊＊＊＊＊＊

リクくだs((

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