レシピ９ ページ14
「A………、その人は、秀なの？」
気まずい空気に耐えきれず、その人の後ろにいるAに聞く。
「え？ 夏油先輩じゃないですか！？」
答えるより早く、金髪の子が私に声を掛ける。
「やっぱり、秀か」
改めて顔をジロジロと見る。
金髪の髪。
中学時代とは少し違う、赤とピンクのオッドアイ
見るからに不良そうだが、鋭い瞳など、面影は残っていた。
「お久しぶりです、先輩」
「嗚呼、元気そうで何よりだよ」
私達が微笑みあってると、
「じゃ、昨日作り置きしたカレーでも食べてくださーい」
Aが私たちに割り込んできた。
・
「美味しい………」
カレーを一口食べると、秀は呟く。
「んふふ。
やっぱ、秀でも美味しいんだ！
呪霊料理、成功だね！」
「呪霊料理っ！？」
思わず秀が、手に持っていたフォークを落とした。
うん、気持ちは分かる。
「えっとだね、かくかくしかじか……………、」
私が説明をしてあげ、終わると、
「お前の頭、どうなってんの？」
Aの頭を見まくった。
「ひどぉっ！
お前人間かよって言うな！」
「言ってねーし」
「うん？」
二人がやり合ってるのを、私はニコリと眺めた。
「呪霊、やばい…………」
席に着いた後、改めてと言うように、秀はカレーをチラチラとみた。
「ちなみに今日は、具に呪霊を入れたよ」
私の隣で、もぐもぐとAが答える。
「どうやって？」
「呪霊を歌で誘き寄せる。
掴んで鍋に＿＿＿＿＿＿＿＿、
「あ、もういいもういい。
やめて」
頭を抱えた。
「そういえば、秀はなんでそんな格好を？」
「ああ、
反抗期です」
反抗期？
君のは両親は………、
「上層部に向けての、ですよ。
呪術師はクソです。
他人が吐いた戯言を、祓わないといけない。
だから上層部に反抗したんです。
俺は今まで、真面目だと言われて、Aや先輩のようにならないよなと圧を。
真面目だからって、呪術師を辞めないなんて義務、ありません。
だから、見た目も変えて、反抗してるんです」
そうか。
「暇な時は、またおいで」ﾆｺｯ
「はい、先輩！」
「此処、私の家なんですけど」
八重島 秀
現在、上層部に反抗中。
鋭い目つきのせいで、怖がれがちだが、中身は優しくて、照れ屋で可愛い奴。
一言
「A、彼奴頭おかしいと思う」
(オッドアイ好きぃ)
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紫月(プロフ) - 蓮華さん» 返信遅れてすみません。そう言ってもらえて何よりです！！ (2021年10月29日 20時) (
レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
蓮華 - すごい面白いと思います。 (2021年10月17日 15時) (レス) @page8 id: 57d0ae7b34 (このIDを非表示/違反報告)
紫月のサブ(プロフ) - 夢花さん» 一級呪術師「夢花さぁぁぁぁんん、あざまっっっっっす！」（サブ垢から失礼） (2021年10月10日 19時) (レス) @page47 id: cdc946147d (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 一般呪術師先ぁあああああい!!!!長らく!!!お疲れ様でしたぁああああああ!!! (2021年10月9日 14時) (レス) @page50 id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - 蕾猫さん» wwwwwありがとうwございwますwwwww (2021年10月1日 20時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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