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堕落の時間 ページ15

その後前原くんの家に入ると、そこには、

『磯貝さんっ!矢田さん、愛美ちゃんも?!』


前原くんが招待した磯貝さん、それから偶然暇だったから呼んだっていう矢田さんと愛美ちゃんがいた。


なんだか、とっても楽しくなりそうな気がしてきた。



「よーし、じゃあまず、王道のポッ「ちょっと待って」...なんだ、カルマ?」


前原くんが何かを言いかけたとき、カルマがそれを遮った。そして、私の方に来て、私の頭の上に顎を乗せた。背が低いからって、相変わらず見下すのはやめてください...


「俺さ、Aと遊ぶのずっと我慢してたの、もう我慢できないから、ちょっと席外すわ」


『...えぇっ?!ちょっ、あっ、待ってっっ〜!』



私はさっき前原くんが『自由に使っていいぞ!』って言ってた部屋に腕をグイグイ引っ張って連れて行かれた。

「程々にな〜」

「楽しめよ〜!」

そんな声を背後に聞きながら。




『きゅ、急にどうしたの?!遊ぶのずっと我慢してたって、さっきまで誘惑ゲームしてたじゃん?!』


ソファーに座らされた私は私の目の前に仁王立ちするカルマにギャーギャーとまくし立てた。


「...いや、そーゆー遊びじゃないし。」


『え?ど、どういうこっ...んむっ』



急に唇を重ねられて、開きかけた口に入って来る舌に抵抗もせず、私はカルマに身を任せた。


だってだって...

私だって我慢してたんだもん。

いくら昔やってたのと同じように誘惑しても、カルマが知らんぷりだったから嫌われたのかと思ったんだもん。

そして、

『(待って...



キスって... どうやって息するんだっけ?!)』


テンパったからなのかしばらくそんなことしてないからなのか分かんないけど、


キス、どうやるんだったか忘れたんだもん。



息の限界が来た時に、ふとカルマは口を離して私の耳に囁いた。

「ってか、前原が言ってた俺が昔の女とすぐ遊んでたって...あれ嘘だし」

『...しってるっ』

だって前原くんが嘘だからなって、さっきこっそり教えてくれたんだもん。

私は余裕なふりをして舌を出して言った。


「...何余裕なフリしてんの?息できてなかった癖にさ?」


『うぐっ...』


なんでこうもカルマは私のことを知っているんだろう。
もう...

『好きな人の前でくらい、余裕になりたいのっ...馬鹿ぁ...』

「...それも知ってる...ん...」

『んんっ...』

次は私がカルマの罠にはめられる番みたいだ。

糖分過多の時間→←お泊りの時間



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設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業 , 赤羽カルマ   
作品ジャンル:アニメ
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\( ˙??˙ \三/ ˙??˙)/(プロフ) - 本当におもしろいー続きが気になるー 更新頑張ってください (2017年10月20日 20時) (レス) id: 2702321e8b (このIDを非表示/違反報告)
果樹音*カジュネ(プロフ) - 業Love☆さん» ありがとうございますm(_ _)m七月明けに学校が落ち着くので更新させていただきますね♪ (2017年6月25日 17時) (レス) id: 5b8be6b611 (このIDを非表示/違反報告)
業Love☆ - イエッフウゥゥゥゥゥゥ (2017年6月15日 16時) (レス) id: 06f4426bb7 (このIDを非表示/違反報告)
業Love☆ - 面白かったです!良ければ続き書いて下さい! (2017年6月15日 16時) (レス) id: 06f4426bb7 (このIDを非表示/違反報告)
果樹音*カジュネ(プロフ) - 桜さん» 受験生ですので更新遅いですが、お待ち頂けると嬉しいです。 (2016年9月12日 23時) (レス) id: 8b5cea5cf1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:果樹音*カジュネ | 作成日時:2016年7月6日 1時

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