ドライヤーの時間 ページ8
ガー...
赤羽さんは優しく髪を乾かしてくれる。なんか気持ちい...眠くなってきた...
私の目の前にはドレッサーがあり、思わずそこにうつ伏せになりそうになるほどの眠気...
そして鏡には赤羽さんが映っている。綺麗な顔立ち...思わず見とれてしまった。
『赤羽さんとってもイケメンさんですね』
私は微笑みながらつぶやいた。
すると赤羽さんは赤くなりながら、
赤「そりゃどーも...Aちゃんもすっげー可愛いけどね？てかさ、敬語じゃなくていいし気軽に下の名前で呼んで？」
私は可愛いという言葉がなんだか恥ずかしくて顔が熱くなった。
『...わかりま...わかった。これからは、カルマくんって呼ぶねっ』
私は精一杯の笑顔で鏡の中のカルマくんに微笑んだ。
するとカルマくんは更に真っ赤になり、
赤「やば、可愛すぎだろ...」
と小声でつぶやいた。聞こえてないと思ってるのかな。そんなに耳元でつぶやいても、聞こえてるのに...
そして、カルマくんは、そっと私の髪を手でとかしながら、優しく毛先の方にキスをした。
それも見えてるよ、カルマくん...
そんなこんなで30分程かけてやっと私の髪は乾いた。
『じゃあ、次は私がカルマくんの髪を...』
赤「あー、乾かしてる間に乾いちゃったからいいよ」
え...結構楽しそうだったのに...
私はむす、と頬を膨らませた。
赤「甘えん坊さんだな...分かった、好きなようにすれば？」
カルマくんは私にドライヤーを手渡し、自分はドレッサーの前に座った。
や、やった...!
『じゃ、じゃあ乾かすねっ』
赤「もう乾いてんだけどね」
私はドライヤーのスイッチを入れて髪をなでおろした。
わ、サラサラ...!わしゃわしゃするとシャンプーの匂いが鼻をくすぐった。
楽しい...!!□
私は満足してドライヤーのスイッチを切り、床においた。
そして、
私はカルマくんに後ろから抱きついた。
『さっきの、お返しっ...』
私は顔をカルマくんの左肩の方に預けてそう呟いた。
赤「んっ...ちょ、耳元で囁かなくていいよ？なんかゾクゾクするからね？あと胸、...あたってる」
カルマくんは髪の色と同じくらい真っ赤になりながら照れ隠しするかのような言葉を返してきた。
『えへへ、カルマくん暖かいねっ』
私は抱き締める力を強めた。
すると、カルマくんは、突然立ち上がった。
私は軽々とカルマくんごと持ちあげられてしまった。
『ひゃうっ?!』
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果樹音*ｶｼﾞｭﾈ(プロフ) - 桜さん» そうなんですか？！一緒に頑張りましょうね！！いえいえ！楽しみにしてもらえてるのはとてもとても嬉しいので、頑張りますね！！いつもありがとうございます！ (2016年7月6日 1時) (
レス) id: 8b5cea5cf1 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 私も受験生です！！無理言ってすみません。頑張ってください。 (2016年6月29日 23時) (レス) id: ec527a7d46 (このIDを非表示/違反報告)
果樹音*ｶｼﾞｭﾈ(プロフ) - 桜さん» 受験生ですので亀更新です。また、時間があるときの気まぐれ更新ですので気長にお待ちいただければ、と思います！ (2016年6月10日 1時) (レス) id: 8b5cea5cf1 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 更新できますか？？ (2016年6月10日 0時) (レス) id: 712bb3f0d8 (このIDを非表示/違反報告)
果樹音*ｶｼﾞｭﾈ(プロフ) - 理利府さん» わわわありがとうございます；；；；はい！！頑張らせていただきますので、これからもぜひよろしくお願いします！ (2016年6月3日 22時) (レス) id: 8b5cea5cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：果樹音*ｶｼﾞｭﾈ | 作成日時：2015年10月13日 23時
