くじらが253匹 ページ28
「ルフィ先輩……、A先輩、"メラメラの実"は…」
『そのことなんだが、ルフィ、俺はこのコロシアムのことをもう少し調べたいし、メラメラの実は………やっぱり黒ひげのやつの手に渡る可能性が少しでもあるなら、俺はなんとかしたい。』
背を向けてしゃべるバルトロメオの言葉を遮りルフィにいう
「さっき言ってた用事か？」
『そう、ここにはなにかある………と思う。勝手で悪いけど、ローの方は………』
「わかった！トラ男の方は俺とゾロたちでなんとかする！！Aはメラメラの実の方頼む！」
言葉が詰まるAに、ルフィは力強くいう
真っ直ぐな目にコクリとうなずく
それを黙ってみていたバルトロメオはまだ背を向けたまま先輩方！と声を上げた
「おれにも協力させてけろっ！！おれァ元々優勝すたらあの大切なエース様の形見さ届けるつもりだったんだべ！！」
『………もしかしてさっきの試合で俺のこと助けたの、俺がエドワード·Aだって気づいてて？』
「んだっ！！あのときはマントひっぱってすんませんっ！お手を引くのはおれが緊張して…っっ！」
どんどんなまりがひどくなるバルトロメオは後ろを向いていう
Aは、その勢いに驚いているのか、そ、そうか…という
話がまとまってきたところでコツコツ…と足音が聞こえてきた
「メラメラの実はお前には渡せねぇぞ、麦わらのルフィ！！」
突然現れたその人はそう宣言をした
ルフィよりもバルトロメオが素早く反応して威嚇しながら近づく
その人はバルトロメオにビビることはなく、軽く押して倒すとゆっくりゆっくりと近づいてくる
帽子をとったその人の顔に、ぁ…とAは小さく声を出す
「久しぶりだな」
穏やかにAにいうその人は、ルフィと向き合い話し始める
ルフィは最初怒りながら話す
だが、やがてルフィは涙をこぼし始めた
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柚葉(プロフ) - このシリーズ大好きなので更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2023年2月7日 16時) (
レス) id: c43a5d752c (このIDを非表示/違反報告)
れい！(プロフ) - 続き気になります！もうしないのでしょうか？ (2022年10月8日 7時) (レス) @page36 id: 9b5f9f849f (このIDを非表示/違反報告)
叶翔 - お話、面白いです！更新頑張ってください！ (2021年9月14日 23時) (レス) id: 07ae9650d0 (このIDを非表示/違反報告)
ルア - このお話すっごく面白くて一気読みしてしまいました！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年9月1日 19時) (レス) id: 679a540268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンカヨー | 作成日時：2021年8月23日 22時
