くじらが252匹 ページ27
ゾロたちと別れたあとルフィとともに出口を探すべく走り回る
Aは自然の声を聞くも出口らしいものはなかった
走り回って回って、焦って、そうしていたら見覚えのあるトサカが見えた
「おお！！トサカの奴〜〜〜！！いいトコであった！！」
「おわあ〜〜〜！！ル…ル…ル…ルヒィイ先輩ィ〜〜〜〜…!!!!」
ルフィを先輩と呼ぶバルトロメオはその後ろにいるAの姿に目が回るような気持ちだった
「(うわ〜〜〜っ！？？？！やっぱりA先輩も一緒だったべ〜〜っ！！)
だらァ〜〜〜！！！(持ちこたえろバルトロメオ！！！)」
バルトロメオの目にはルフィとAがキラキラ輝いて眩しかった
ついには泡がでて、倒れそうになるのを必死で耐えた
ベラミーを支えていた手すらはなして必死に耐えた
「ハァ…ハァ、ル…ルフィ先輩方、さっきァ…ゾ…ゾロ先輩とお会いになら…なられ…」
今度は必死に言葉をつなげる
憧れを抱く二人の姿は見たいが目を合わせて、など今のバルトロメオには到底無理だった
「ああ会えた、ありがとな！！」
『…大丈夫？』
「(めっそうもねェべ〜〜〜)」
ルフィはベラミーもいることに気づくと急用ができて外に出なければいけない、出口を探しているということを説明する
ドフラミンゴの部下であるベラミーならば出口を知っているのではないかと聞くとベラミーはボロボロな姿で苦しげに口を開く、彼いわく出口はない。と選手は二度と出られないと
『…ドフラミンゴの部下のお前なら、部下専用の出口くらい知ってるんじゃないか？下っ端よりは上だろ、お前』
「！じゃあなにか知ってんじゃねぇか！？頼む仲間がヤベェんだ！！」
ルフィとAの言葉に、先程幹部に殺されかけたベラミーはうつむいてしばらく口を開かなかった
「…俺は…今から外へ出る、ついてくりゃもしかしてお前らも…出られるかもな…」
ベラミーはようやく口を開いてそういった
お礼を言うルフィにベラミーは睨みつけた
俺はドフラミンゴを裏切れない、尊敬しているからだと
『………見上げた忠誠心だな』
「…」
感心したようにいうAにベラミーはぎり…と奥歯を噛みしめる
横で何か言おうとしたバルトロメオにベラミーはだまってろ！！という
なるほど、こいつもなんか事情があるのか…とAは考えていた
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柚葉(プロフ) - このシリーズ大好きなので更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2023年2月7日 16時) (
レス) id: c43a5d752c (このIDを非表示/違反報告)
れい！(プロフ) - 続き気になります！もうしないのでしょうか？ (2022年10月8日 7時) (レス) @page36 id: 9b5f9f849f (このIDを非表示/違反報告)
叶翔 - お話、面白いです！更新頑張ってください！ (2021年9月14日 23時) (レス) id: 07ae9650d0 (このIDを非表示/違反報告)
ルア - このお話すっごく面白くて一気読みしてしまいました！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年9月1日 19時) (レス) id: 679a540268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンカヨー | 作成日時：2021年8月23日 22時
