くじらが249匹 ページ24
プルルル…とかかっていた電伝虫はわりとすぐに取られた
「サンジかー！？おれだぞ〜〜！！」
柵の向こうの電伝虫に向かって大声で叫ぶルフィ
その横のAは少しうるさかったのかルフィがいる方の耳を塞いで少し眉を寄せていた
どうやら船でルフィたちとは別にウソップたちと電話を繋げているのか電伝虫越しの声も聞こえた
〔これでロー以外は全員いるはずだな、各自状況を教えろ！！〕
〔アウ！！こちらフランキーだが…！！ウソップとロビンが一緒だ〕
ローとともに行動していたはずの二人は、フランキーとともにいるらしい
その3人がいる場所は反ドフラミンゴ体制のリク王軍といるという
軍という言葉から軍隊がいるらしい、しかも小人だそうだ
ルフィは小人に興味があるのか驚いた様子だった
フランキーいわく、コロシアムであった片足のおもちゃの兵隊はその軍の隊長で、偶然にも今日、ドフラミンゴを倒すために準備をしていたらしい
兵隊さんが………死んじゃう
Aの頭の中で先程のレベッカの声が聞こえた
ドフラミンゴを倒すのは簡単ではない
命がけで、むしろ自分の命を引き換えに討つ可能性だってある
Aはぎゅっ、と手を強く握った
「あっ！！それだ！！オモチャの兵隊！！
レベッカが止めたがっていたのそいつだ！！」
ルフィが大きな声で叫ぶので、ビクリとAは大きく体が揺れる
「おいフランキー、その軍隊止めろ！！」
〔アホ言え！！！〕
レベッカのことを悪く言う観客ムカつく！と体を怒りで動かすルフィの言葉に同意見だ！！とフランキーも怒りの声をだす
フランキーはローの作戦はちゃんとわかっているという
ドフラミンゴをあえて生かして利用するほうが、ドフラミンゴを討とうとしている軍隊が負けるほうが都合がいいかもしれないそれでも、たとえ
見殺しにできないという
「…」
"最期の"船長命令"だ……！！！"
俺は、俺たちは、あのとき、父さんの命令に従った
何人かは嫌だと、父さんの命令に従えなかった
俺もその一人だった
兄貴たちが俺を生かそうとしてくれた
父さんの意思を叶えようと
後悔しても、遅いのに
先に進むと決めたのに
進むために、この海賊団にはいったのに
本当に俺はかわれるかな
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柚葉(プロフ) - このシリーズ大好きなので更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2023年2月7日 16時) (
レス) id: c43a5d752c (このIDを非表示/違反報告)
れい！(プロフ) - 続き気になります！もうしないのでしょうか？ (2022年10月8日 7時) (レス) @page36 id: 9b5f9f849f (このIDを非表示/違反報告)
叶翔 - お話、面白いです！更新頑張ってください！ (2021年9月14日 23時) (レス) id: 07ae9650d0 (このIDを非表示/違反報告)
ルア - このお話すっごく面白くて一気読みしてしまいました！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年9月1日 19時) (レス) id: 679a540268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンカヨー | 作成日時：2021年8月23日 22時
