くじらが52匹 ページ6
《スペード海賊団、四皇に宣戦布告か!?》
『うわぁ〜〜』
ニュースクーから受け取った新聞に先日のルーキーの海賊団の名前が乗っていたから見てみたが
これはやりすぎだぞルーキー
写真は魚人島。
そして燃えているのはうちの旗だ
ルーキーが燃やした=白ひげに宣戦布告、という方程式の出来上がりだ
『困ったなぁ…今出払ってるのに』
最近うちの領海にいくつかの海賊団がはいり切り崩しを行っている
そこに白ひげ海賊団の隊長達は自身の部隊を連れ向かっている
魚人のナミュールも出払っている、魚人島に旗を届けてもらいたかったが…一番早く着きそうな彼がいないので時間がかかりそうだ
「話題のルーキーかい?」
『イゾウ』
「あーあ、旗にまで手を出したんだ。バカなやつ」
『ハルタ』
俺の両肩からひょこり、と顔を出す二人
この二人はお留守番だ
『このルーキー、俺たちに喧嘩売るつもりらしいね』
「遊騎士とかのやつらもそうだけど…他の四皇が邪魔してきてるらしいね」
『そーなの?まあ、ポートガスにとっては都合がいいんじゃない?
本隊の四隻が出払ってて、ここの部隊は少なくなってる
父さんのくびが狙いやすい、なんて思うのかもね』
「魚人島や他の島の事が気になるな…」
そうだね、と俺は新聞を閉じた
『なんともないといいけど……』
青い空を見上げながら、ポツリと呟いた
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作者名:サンカヨー | 作成日時:2020年1月24日 22時