くじらが40匹 ページ42
「ほぉ、俺のこと知ってるのか」
『……海賊やってて、あんたの名前知らないやつはいないよ』
そうか、お前も海賊か！とにぃ、とロジャーは笑った。
開けっぱなしの扉の向こうから足音が聞こえる
「ロジャー、起きたばっかに騒ぐな」
迷惑だろ、というおじさん。
まさか、この人は…と、俺はまた目を見開いた
『"冥王"シルバーズ・レイリー…！！？』
「レイリー、こいつも海賊だそうだぞ」
「ほぉ、こいつらと同じ歳ぐらいにみえるがな」
冥王の後ろに隠れている赤丸い鼻の少年と麦わら帽を被った赤髪の少年がでてきた
赤髪の男の方には、どこかみたことがあるような感じがした
「それで、海賊の少年を拾ってしまったわけだが…どうするんだ？」
「坊主、お前どこの海賊団だ？」
『…言うわけないだろ』
ぷい、と顔をそらす
俺が自分達と変わらぬ子供だと踏んだのだろう、赤鼻の少年が喚きだした
「おい！！船長が聞いてるんだぞ！拷問されねぇうちにはいちまうんだな！！」
「拷問なんてしねぇよ」
何て会話をしたあとにロジャーは俺をじっと見つめた
しばらく見続けたのちにわかった！と声を出す
「お前ニューゲートの所のガキだろ」
どきっ、と心臓が揺れるが外にそれは出さない
「送ってやろうか、久々に会いてｪと思ってたしな
それに噂の侍に会いたい！」
『(おでんのことか…)何で俺が白ひげ海賊団だと思う』
「ロジャーはみる目はあるからな」
こんなんだが、と冥王はいう
そんなの証拠にならない、と俺は強きにいう
正直手汗がひどい、何て言ったって俺は伝説の海賊団の連中にあっているのだから
「実をいうとな、お前を新聞のはしっこでみたことがある」
新聞…おでんが写っていた写真の端に、確かに写っていたのをおもいだした
「とりあえず航海してりゃあ会えるだろ！それまで……うちの見習いと雑用やらしててくれ！」
なんと適当な……、思わずもれたその言葉
冥王は念のため、と俺の両手に手錠をつけた
さて、これからどうなるやら
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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13番 - 猫般若さん» まぁまぁ､良いじゃないですかそう言う質問したって!…ちょうど俺も知りたかったし(笑) (2020年1月31日 0時) (
レス) id: a6f2a68fda (このIDを非表示/違反報告)
猫般若 - 星猫さん» あなた、マリーさんの作品にもそういうコメントしてましたね。何がしたいんですか？ (2020年1月29日 23時) (レス) id: 5f8abb8476 (このIDを非表示/違反報告)
サンカヨー(プロフ) - 星猫さん» 私が知ってるアニメ、ということですよね？それでしたらHQや僕アカなど週刊少年ジャンプ関係は見てます。今はそれぐらいしか頭に思い付きません…（汗）（質問の意味違いましたらすみません） (2020年1月13日 10時) (レス) id: bac22cb876 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年1月13日 10時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンカヨー | 作成日時：2019年12月29日 0時
