運命は、変わるものだ。 2 ページ40
マサイside
い、勢いって怖ぇ！！！
言っちゃったよ……好きだって！
付き合ってくださいって！
手なんか差し出してさ！
……え？
シルク、泣いてる？
何で？
俺、変な事言ったか？
いや、確かにもう変なことだけど……。
まさか、泣くと思っていなかった俺は、オロオロしながら指でシルクの涙を拭っていた。
こんな事しか出来ない俺だからこそ、出来る限りの事をして、シルクを支えたい。
でも今はとりあえず、シルクの気持ちを聞きたい。
諦めきれないのか、俺と付き合ってくれるのか。
同情はいらないんだ。
本当に、好きになってくれないと。
考え事をしているうちにどんどん力を強くしてしまっていたらしく、シルクは顔を顰めて痛い痛いと言っていた。
俺が謝って手を離すと、笑ってくれた。
笑顔になってくれた。
俺まで笑顔になる。
そんな笑顔をこいつは持ってるんだ。
少しの間2人で笑いあった後、シルクが真剣な表情になって、俺に話してくれた。
｢俺は、モトキのことが好きだ。でも、今は好き、というか……それは恋愛感情ではないというか。あ〜、もう！そんな話はいらねぇ！マサイ、俺の答えはお前が好きだ！//よろしくな！｣
｢し、るく……//！｣
ニヤッと笑うシルクの笑顔はやっぱりかっこよくて、愛おしかった。
いつからなんだろう、俺がシルクを好きになったのは。
でも、もう今は関係ない。
俺はシルクが、大好きだから。
そんで、愛してるから。
ーーーー
ここまで読んでくださって
ありがとうございました！
本編…？的なものはここで終わりなのですが、
その後的なものをこれからあげていきたいとおもいます！
良ければ右側の星をポチッとお願いs((
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：姫風 心 | 作成日時：2017年3月21日 13時
