検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:62,800 hit

非日常。 2 ページ29

ダーマside


モトキを座らせて、作り終わった味噌汁と白米と肉じゃがを温める。

これだけ聞くと誰でも出来そうだが、煮込む時間等を踏まえると相当時間をかけて作られているのだ。


だから美味い。


俺はそう断言出来る。

そんな事を思いながら温め終わった料理を机に運ぶ、前の見えないはずのモトキは、本当に見えてないのかって聞きたくなるくらい簡単に箸を扱う。

パクパクと美味しそうな顔をして食べていくモトキは、見ているだけで癒された。


そして2人でごちそうさまをして、風呂に入る。



1人で入る!


とか言って入ったのはいいけど、ドカッとか、ガタンとかって物音がこっちの部屋にまで聞こえてくる。

相当手こずっているようだし、手伝ってやるか。


そう思ったけどやめた。




嫌だろ?


好きでもない奴と風呂に入るとか。

いや、確かに男同士だけど。



……俺もちょっと照れるしw


風呂から上がったモトキの髪をドライヤーで乾かす。


すると、5分ほどであのふわふわの髪に戻っていった。

いつ見てもこのふわふわの髪はモトキによく似合う。


乾かし終わった後にモトキが俺の方を向いてありがと!って天使の笑顔で言った。

その瞬間、俺にはモトキの周りに桜の花びらと淡いピンクのオーラが見えたような気がした。


こいつはやっぱり俺達Fischer'sの前に現れた天使なんだなって理解した。


そして俺達は眠りについた。

撮影 3→←非日常。 1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
設定タグ:Fischer's , フィッシャーズ , BL
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:姫風 心 | 作成日時:2017年3月21日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。