ドッキリ!? 1 ページ21
シルクside
トントントン、コンコン、カパ、ジュワー
という音が聞こえてきて、俺は目が覚めた。
キッチンに行くと、まだ少し酔いが残っているのか、頬が少し赤みがかってるモトキがいた。
器用に野菜を切ったり、卵を割ったり、焼いたり。
流石だな〜、なんて思いながら眺めていると、俺に気付いたモトキが笑顔で話しかけてきた。
「シルク、おはよ。」
「はよ。何してんの。」
「朝ご飯作ってんの。」
「さすが。」
「何がw」
よし、出来上がり!
と言って皆を起こしに行くモトキの後を追いかける。
扉をカチャリと開け、そ〜っと静かに歩くモトキ。
俺もモトキに合わせて静かにそ〜っと歩く。
何すんのかな?
っていうワクワク感が少し心の中にいたw
とか思ってたらモトキ君なんと、爆音スプレーを取り出しました!
モトキ君が持つとなんだか違う物に見えてきますねw
そして爆音スプレーでモトキはマサイ、ダーマ、ぺけたんを一斉に起こした。
あのマサイでさえ、俺たちが寝起きドッキリするのには気づいてなかったっぽいw
3人とも結構ビックリしてるしw
その後皆でモトキの作った朝ご飯を食べて、撮影して、マサイは自分の部屋、ダーマは会社、モトキは大学、ぺけたんは歌の練習に行って、部屋に1人きりになった。
まだ俺は忘れてない。
鳳凰の翼……どうやって手に入れるか。
そんな事を考えている時、ダーマの言葉を思い出した。
“なんかかぐや姫みたいだなwww”
偽物か。
でも偽物渡すような奴、モトキと一緒になる価値ない。
さて、どうするかな………。
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作者名:姫風 心 | 作成日時:2017年3月21日 13時