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話 3 ページ35

ダーマside








え………………………………。


今、何言われた?




は?


ンダホが俺の事好き?




冗談だろ?


ドッキリ企画かなんか?


カメラ…カメラどこ?





そんな事を考えながらキョロキョロとカメラを探していると、それに気付いたのかンダホが声をかけてきた。



「カメラは無いよ。ドッキリじゃないから。本気、だから。」
「……えっと……」
「返事、今じゃなくてもいいから……じゃあ、またね。」
「あ、おい!」



そう言った後、ンダホは走って帰ってしまった。



追いかければ間に合っただろう。

でもしなかった。


いつもの俺なら、呼び出しといて帰んなよ、なんて愚痴を言うところだが、それもしなかった。


驚きで動けない。

俺は、モトキが好きだ。

でも、ンダホは俺が好きだ。



どう、すればいい……?


そうだ、モトキに告白して、それから決めよう。

断られたらモトキに相談をしよう。


そう考えていた時、LINEが鳴った。

シルクからだ。



『今マサイが家に送ってるから』
『分かった』



下手な返信をしたら変に思われる。

俺はいつも通りの一言を送った。


そして、俺はモトキの家へ向かった。

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作者名:姫風 心 | 作成日時:2017年3月21日 13時

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