龍王 【川村壱馬】

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北人「A！何食べる？」
私「プリンがいいな」
北人「太るよ？」
私「うるさい！いいのー！」
北人「ごめんごめん嘘だって！」

壱馬くんや北人くんと一緒にいることに慣れてきたある日の休日。
北人くんと小さなカフェでランチ！

北人「ねえ、くん付けそろそろやめない？」
私「え？」
北人「北人がいい。北人って言って？」
私「ほ、北人？」
北人「うん、それでよし！」

北人「最近変わったことはない？大丈夫？」
私「うーん…」
「みんなと過ごすのが楽しいなって思うことくらいかな？」
北人「俺もAのご飯食べれるの嬉しい！」
私「ご飯ってみんなで食べると美味しいよね。」
最近ひとりでご飯を食べることがなくなって、
ご飯をみんなで食べれるってだけで幸せなんだなって実感してる。

ここ最近ずっと陸さんの家にいるから、自分の家に帰った方がそわそわするんだよね。
最近壱馬くんは忙しいみたいで、全然会えない。
北人もずっと出掛けてて今日久しぶりに会ったと思えば、無理やりカフェに連れられて。

北人「巻き込まれたことに関してもうちょっと危機感とかあるのかと思ってた。」
私「それが、本当に何にもなくて巻き込まれた実感もないの。」
何も無くて逆に怖いと思うけど…

北人「あれだけ狂ったように暴走してたくせにパタンとなくなるもんだから気をつけてね。」
「Aのこと探してたのは確かだし。」
私「何考えてるんだろう。」
北人「全くわかんないよね」

諦めたってことはないよね。
まだ1週間ちょっとしか経ってないし…

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