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相「麗日、後頼む。さすがに部屋には入れないからな。」
麗「はい!!」
寮に入るなり、私の身柄はお茶子ちゃんのもとへ。
お茶子ちゃんの個性で体を優しく浮かしてくれる。
おぉ、初体験。
麗「Aちゃん、大丈夫?」
芦「熱下がったの?」
『あ、うん。大丈夫ぅおえええ………まだ駄目っぽい…』
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麗「苦しくない? 大丈夫?」
八「何かありましたら携帯からご連絡くださいね。」
『うん。ありがとー。』
部屋のベットに寝かせてもらった後
何度大丈夫かと聞かれながら、皆は共同スペースへ戻っていった。
部屋に静寂が訪れる。
『……熱出すなんていつぶりだろ……』
でも体が強くなったのも最近のことだ
昔はしょっちゅう熱とか出して、辛い思いしてたな
『……戻りたいな』
無条件に自分を愛してくれていた時を思い出して
少し悲しくなる
昔はなーんにもしなくたって、毎日が楽しかった
社会の決まりや汚れなんて、知らなかった頃。
一番、幸せだった頃。
『……お父さんの…お粥が食べたいなぁ…』
熱を出すたびに、ほどよく塩気のきいた
温かいお粥がある時は、熱の辛さなんて忘れられた。
『…ね、お父さん…こんな時…お父さんなら励ましてくれるよね…』
あぁ、熱が上がってきた。
体が火照る。
『…お父さん……会いたいね…いつ、会えるかな…』
目を閉じると、意識が深い眠りに落ちていく感覚がした。
今はもう
写真の中でしか会うことのできなくなった父を思い浮かべて
『せめて…夢の……中…だけな…ら…』
会いたいな
願いを込めて、私は眠った。
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ももすけ - 今までに見た事なかった終わり方でした！！そして、面白かっです…！！ (2020年5月14日 1時) (
レス) id: a6ff3e0d3d (このIDを非表示/違反報告)
Chaos(プロフ) - 批判したいわけではないです正直な感想です...最後まで完結させてくださりありがとうございました！ (2019年9月18日 20時) (レス) id: 679f50534d (このIDを非表示/違反報告)
Chaos(プロフ) - 互いに好きなのにいくら信用できる人だとしても違う人と結ばれたのにハッピーエンドになるのかな...と思っちゃいました。結婚する前に想いを伝えちゃうのも...じゃあ奪えよ...っ！って...悪い人ではないのはもちろんだけどやっぱりちゃんと切島とくっついてほしかった.. (2019年9月18日 20時) (レス) id: 679f50534d (このIDを非表示/違反報告)
アリサ - 泣いた。私切島２推しだけど良かった。しかも最推しの爆豪くんが今九里のこと好きだったっていうオチがもうね、ヤバかったです!作者さんありがとマジ神作でしたっっっつ!! (2019年8月5日 1時) (レス) id: 6b375e8011 (このIDを非表示/違反報告)
メルト - あっちょっと目から汗が...うん、イケメン！ただただイケメン！切島君かっこよすぎかよ！？つーか爆豪君...((ﾆﾔﾆﾔ 完結おめでとうございます！これからもめちゃめちゃ応援しております！！( ´∀` ) (2019年7月31日 10時) (レス) id: 5f73bfd93e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴香 | 作成日時：2018年10月21日 21時
