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６段 ページ7
ヤバイ、ヤバイヤバイ。
頬を伝う冷や汗を拭い、私は窓から目を離すと鞄を掴みとった。
そしてそのまま裏口にダッシュ←
靴？そんなの手下にとってこさせた。
『ポートマフィアも武装探偵社もめんどくさｯ！！』
裏口に向かう人気の無い廊下を走りながら、窓から確認。
すると、目の前に迫った裏口が開いて、虎の足と腕をした青年が。
｢あ、見つけたｯ！！太宰さん、読みが当たりました！！｣
｢そのまま捕まえ給えっ！｣
『そんなに簡単に捕まるつもりな無いけれどね！』
私は裏口に塞ぐ彼をにらんで、軽く手を降った。
瞬間、私の身にまとう制服は姿を変えていき、セーラー服にも似たダイヤモチーフの服に。
所謂モードチェンジって奴だ。
右手にさげた黒薔薇のついた弓を構えて、自動追跡の矢を数本放つ。
彼は其れを叩き落とそうとするが、魔法の力で加算された矢は虎の腕をも貫く。
赤色の鮮血を目にしながら、私は小さく舌打ちをしてから反対に走りだし、窓から飛び降りる。
綺麗にストンと着地すれば、その先には不適な笑みを浮かべた太宰治の姿。
嗚呼もう、めんどくさいｯ！！
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バイパー(プロフ) - 面白いです!文才あってうらやましい限りです! (2017年6月15日 20時) (
レス) id: 9e0fe0a3ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリス | 作者ホームページ：https://jp.pinterest.com/meru0626/
作成日時：2017年4月9日 19時
