切れそうです 4 ページ5
「おい真冬、今すぐ俺のAから離れろ、じゃねぇとお前のムスコ潰すぞ」
「そもそもAは彼方さんのじゃないですし!僕のですし!僕の息子は引きこもりに潰されるほどヤワじゃないですー」
『いや、どっちのものでもねぇから!』
突然現れたそらること彼方は、苛立ちを浮かばせながら私を引き寄せる。
そして私の腰に手を回すと、耳元で嬉しそうに笑った。
「A、今日も可愛いな。いっそのこと俺の家に住めばいいんじゃない?可愛がってあげるよ」
『私の大切なナニカが奪われる予感しかしないので拒否させていただきマース』
べしっと腕を叩き落とし、するりと彼方の腕から逃げ出す。
「あ、やっぱり僕の方がいいんだよね!?そりゃそうだよねだって僕は小さい頃からイッダ!?」
「あー、聞こえない聞こえないー」
真冬の足をギリギリと踏み潰す彼方。
悲鳴をあげた真冬はベシベシと彼方を叩き、逃げようとするが、彼方は更に力を加える。
『……彼方!』
「ん?なに?」
「やり過ぎたよね!?流石A、やっぱり大好きだよ!」
『……………殺れ』
「御意」
ギリギリギリギリギリギリ
「痛いイダイい"だい"っ!!」
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←切れそうです 3
17人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アリス | 作者ホームページ:https://jp.pinterest.com/meru0626/
作成日時:2017年12月5日 20時