9-3 ページ3
▶A
もどってすぐに彰にぃがECUに向い、それを追いかけた。
樋「化けの皮剥がしてやるよ」
『さっきの、崩落現場にいた鳥山さんが証言してくれるそうです』
樋「他にも関係者から証言を集めろ」
「はい」
樋「…おい、ハヤミミ。本郷ホールディングスのとくダネだ。あとでネタ送るからマスコミにリークして一発かませ」
彰にぃがハヤミミに電話をし、室長と3人で会議室に入った。
樋「本郷雫を上げるには、殺人の証拠が必要だ」
『本郷雫は長期間殺人を続けてきたのなら、その場所がわかればなにか残ってるかも知れません』
橘「しかし、一体それがどこなのか…」
樋「うちのやつと兄貴が殺されたのは、その場所を知ったか訪ねたか…俺は未希と話すことが少なかった。お前、何か聞いてないか？」
『本郷ホールディングスについては、お父さん何も言ってなかった』
『ボイスレコーダーは？未希さん、いつも持ち歩いてた』
室長がパソコンを開いて未希さんの音声を流す。
《全ては私のせい、どうしても私このままにしておけない…》
『…この音声』
樋「あぁ、ペンション五大湖にあったものだ。お前の言うとおりだった」
『…』
安心した。確証はなかったから…。
(よかった)
樋「どうだ？」
橘「…録音状態がよくないです。声を消してみます」
「…波の音？」
『海ですか？』
橘「はい」
樋「海の近く」
橘「探ってみる価値があるかも知れません」
樋「やつの過去を洗い直せ。何人も殺しをしてきたならそこに意味があるはずだ」
橘「ただ、証拠を見つけても内通者が我々の傍に居ます。彼をチームから外すべきです」
彰にぃはトンネル事故のときに借りた資料を広げた。
樋「…この、みなと第一工業。あいつのおやじさんがいた会社だ。なんで取り込まれたのか、俺とAで調べる」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 51人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くうふく(プロフ) - こゆきさん» ありがとうございます！�兇發爾劼�楽しみください！ (2021年9月30日 22時) (
レス) id: 550f2fa7dd (このIDを非表示/違反報告)
こゆき(プロフ) - 完結おめでとうございます！そしてお疲れ様でした！とっても面白かったです！ (2021年9月30日 21時) (レス) @page17 id: 8e0525086d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くうふく | 作成日時：2021年9月29日 12時
