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きゅう ページ9
ガララララッ！
ドアを開けると
顔を歪ませる智君がいた
１つの命が産まれると同時に
１つの命が無くなろうとしていた
「智君っ！」
私は急いでそばに行った
「ねぇ、聞こえる？、、グス
和也産まれたよ！」
「真由、、、和也かわいいな、、、
ありがとう、、、
和也、真由、、、こんな頼りない
ぱぱで、、、ごめんね」
智君は一粒の涙をこぼし
静かに目を閉じた」
ーピーーーーッピーーーーッー
病室には智君の心臓が
もう機能しないことを
知らせる音が鳴り響いた
「智くん、、、、
きこえる？返事して？
もっと智くんの声聞きたかったな」
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作者名：らん | 作成日時：2017年10月11日 18時
