明日の記憶 (ページ2)

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ー６年前ー

私と智君は、６年前の秋に付き合い始めた
智君がガチガチになりながら
「僕と付き合ってください」
って告白してくれた

もちろん私は「はいっ」って返事をした
これが、会社の同僚から彼氏と彼女に
なった瞬間だった

それからは、毎日が幸せだった
「真由～～、好きだよ～」
って、デレデレしてくるのは、いつものこと
「やめてよ～」
って言いながらも
すっごいうれしかった
あぁ、私智君の
彼女になったんだって

そしてその１年後
「僕と結婚してください」
智君にプロポーズされた
夕焼けに照らされた智君は、とても綺麗だった
「はいっっ」
迷うことなく返事をした
嬉しすぎて智君に抱きついた

「うぉっ」
驚いた智君は、私の頭を優しくなでてくれた

その後、２人でみた夕焼けは綺麗で
この幸せは、いつまでも
続くと思ってた