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とりあえず探ってみるか。Aって普段どんな感じか全くわからんな……とりあえずこんなもんやろ。
「もぉ〜！なにするんですかぁ！掃除するの大変なんですからね！」
と言ってみる。いや完璧やろ、と思ったが目の前の3人組はポカンとしている。｢ぷんぷん！｣と付け足してみるが反応は特にない。ミスったか……？
俺がぶりっこポーズをキープしたままでいると、3人組は互いに目配せした後、大声で喋り始めた。
｢あ！そうそう！今夜のディナーアンタの大好きなロボロ様も来るんだからねえ｣
｢そーそー！あの幹部のロボロ様よ！ねえ、行きたい？特別に行かせてあげようか！｣
嘘だな、と分かる。ロボロは知らない女と合コンせえへん。童貞やし。
それより……Aはロボロが好きなんか？初耳やな。
｢別に〜？私はロボロのこと好きじゃないし〜？ていうか私はこの後ゾム様とデートだしい？ゾム様私の事めっちゃ好きだし〜？ディナーだけで喜ぶヤツらとは違うんだよね〜？｣
俺は3人組を下からニヤニヤしながら覗き込む。彼女は笑みを保とうとしているが、眉間がピクビクしている。
｢は？強がってんの？アンタみたいなやつにゾム様が構うわけないじゃない。嘘バレバレだし｣
｢嘘じゃないで〜す。嘘ついてるのはあんたらでしょ〜？さすがにロボロも性悪女は願い下げだと思いま〜す｣
目の前の俺がゾム様なんやけどなぁ、と思っていると3人組の後ろにいた女が私がモップを何度も洗った水がたっぷり入ったバケツを持ち上げたのが見えた。
「アンタ清掃員なのにアンタ自体が病原菌だから汚れが落ちないんだよ、ほら綺麗にしてあげる！」
なんか凄い典型的ないじめやな。漫画だけだと思ってたわ。
そのままその女は思ったとおりに投げようとしてきたから、俺はそいつの手を弾く。そうするとバケツの水は軌道を変えて他の女にかかった。
「は…汚れたんだけど！最悪！…アンタのせいよ、恨まないでよね！」
水をかけられた女はそこにあったモップを持つ。そのまま大きく振りかざしたから、俺はがら空きになったお腹を手加減して蹴る。
蹴られた女は目を見開いてからお腹を抱えて座り込んだ。
｢あれ、女やから結構手加減したんやけど｣
｢アンタ……どういうつもり……？｣
｢それはこっちのセリフだよ。……お前ら。女ひとりに寄ってたかって、楽しいか？もし俺が抵抗しなかったらどうするつもりだったん？｣
｢なぁ｣と。3人に問いかけた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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みやこ - 貴方様が紡がれるストーリーやキャラの描写、言葉選び全てがあまりにも素晴らしく、飲まれるように一気に拝読させていただきました。zmと夢主の関係性やこの後の展開がどうなるのか思いを馳せながら続編が開く時が来るのをとても楽しみにしております。ご自愛ください。 (10月15日 2時) (
レス) @page50 id: 2340b31398 (このIDを非表示/違反報告)
ぬ - もっと早くに見つけてればよかった…！！！めちゃめちゃ好きです、続編開くの待ってます…！ (8月25日 14時) (レス) @page50 id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)
暇人パーリナイ(プロフ) - とても素晴らしい作品で愛読させていただいてます、続編が開放される時を楽しみに日々過ごしています。更新頑張ってください。 (2020年10月11日 22時) (レス) id: 6c369c24d6 (このIDを非表示/違反報告)
mailnoadodapo(プロフ) - 何かもう最高すぎてやばい……やばい!!←大事なことなので2回言いました、貴方の作品初めて読んだんですけど、まじで好きです (*´ω`*)これからも推させていただきますね (2020年7月8日 4時) (レス) id: 71f963574a (このIDを非表示/違反報告)
おじ - 久しぶりの更新とても嬉しいです！疲れない程度に更新頑張ってください！ (2020年1月5日 20時) (レス) id: 9cde916c26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かよ | 作成日時：2019年5月16日 0時
