作者から皆様へ ページ41
はじめまして、こんにちは。
梔子と申します。
この度は「紫と菫色」をお読みいただきありがとうございました。
「推しと友達になりたい」という気持ちをきっかけに何となく始めた連載が、皆様のご愛読により２シリーズまで続く形になりました。
作品が終わるのは寂しいですが、引き伸ばすのも…と思い、最後は連日更新をさせていただきました。
ちなみに最終話のタイトルは、シリーズの第1話と同じものにしています。
作品の話になりますが、いかがでしたでしょうか。
主人公は思い悩むことの多い、ややオタク気質のある人物として描きました。
個人的に物語が進めやすいキャラクターを考えた結果ですが、後半になるにつれオタクっぽさが薄れていく様子は、非日常が日常となって行くリアルさを表現するいい材料になったのではないかと思います。
また、この作品は推しに愛されるためだけの作品となっているため、各メンバー視点が存在しました。
しるこさんならどう思うだろう、じらいちゃんだったら、ミントスさんだったら…と各々の個性が出るよう試行錯誤しました。(花江夏樹チャンネルのオープニング挨拶も同様です)
私事ですが、文字数制限の都合上カットした場面がいくつかあります。
しかし、意図的に視点を省いた箇所もあります。
「しるこ」と「はこたろー」が主人公を待つシーンのsideは、主人公と同じ気分で見られるよう敢えて省きました。
最終話もみんなのわちゃわちゃ感を出すため説明文は全カットしました。
実はリアルさをベースに書き進めていたのですが、物語の都合上、しるこさん達が実家を出ていたり、しるこさんが運転していたりと現実と違う所も混ざっています。
(しるこさんは車酔いが酷いため運転を控えています)
それでも、少しでも皆様がBinTRoLLに興味を持ったり、より好きになったりしていただけると幸いです。
裏話はさておき、主人公からの恋愛感情は一切無いものとして書かれていたこの作品ですが…
せっかく書いたのならばとメンバー×主人公の特別編を出すことに決めました。
各メンバーに1話ずつの短いものですが、メンバーの可愛さとドキドキを詰めた作品です。良ければそちらもご覧下さい。
長々と失礼いたしました。
それではまた後ほど。
ps:実は作品タイトルは最終話の伏線でした。
A様へ
心からの感謝を。
梔子
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作者名：梔子 | 作成日時：2022年4月3日 11時
