紫と菫色Ⅱ (ページ5)

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油断大敵ページ5

み「はい、皆さんどうもこんばんは！ミントスです！今回はD〇Dをプレイしていきたいと思うのですが、なんと今日はソロプレイではありません！」

『…え、今？』

み「www 今しかないでしょ！w」

『もっといいタイミングあるでしょ絶対！w はい、しるこ代理のAでーす』

み「ということでね、先日花ちゃんのチャンネルでどぉーしてもコラボをしたいという要望がAからありましてね！それならば仕方ないと！」

『そんなこと言ってないわw あのさ、実現するのが早すぎんのよ。花ちゃんの動画まだ上がってないからね。』

み「はい。という事で、Aと配信やって行きたいと思いまーす」

『おい、フル無視すんな。配信初心者を労われ』

この間の動画を撮ってから1日経たずして、ミンちゃんからコラボの日程についての連絡が来た。

夜に配信をするというミンちゃんの予定に合わせた所、図らずもはこたろーとの撮影の日と被ってしまったのが今日。

そのため、今日は撮影ついでにしるこ家に泊まることにし、配信が夜中まで続いてもいいようにしている。

初配信ではあるが、相手がミンちゃんだからか不安は一切なかった。

『おっと、私また追われてる？次捕まったら死ぬからミンちゃん助けて～』

み「ちょっとちょっとぉ～、今死ぬのはさすがにダサいんじゃないのー？」

『あ、ミンちゃんパス。』

み「えぇぇぇぇぇ！！嘘ぉ？！俺も次で死ぬんだけど？！」

『いやー、やっぱ今死ぬのはダサいよね～！ね、ミンちゃん？』

み「…」

『あれ、ミンちゃんどした？まさか死んだ？』

み「いやいやそんな訳ないじゃないですか～w 何言ってんのも～」

『そう？死んだ表記になってるけどな。バグかな〜w』

み「…スミマセンウソデス」

私たちのくだらない煽りあいが意外にうけ、コメント欄は大いに盛り上がりを見せた。

視聴者とリアルタイムで会話ができるというのは新鮮で、普段よりもゲームが楽しく感じた。

時間を共有できることが嬉しいのは視聴者側だけだと思っていたが、配信者側も楽しめると知って嬉しくなる。

BinTRoLLのみんなが配信をする意味がわかった気がした。

私たちがゲームに夢中になっていつまでも終わろうとしないので、切り上げる頃には案の定夜中になっていた。