【プリパラ】3つの流れ星 (ページ13)

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春休みに入った今日この頃、らぁら達はプリパラにてのんびりと過ごしていた。

ドロシー「ねぇ、なんでハルのやつそんなやつれてんの？」

カフェでお茶をしながら話をしているとふとドロシーが問いかけた。
全員が見る先にはテーブルに頬を擦り付けて横になっているハルの姿。

絵里「最優秀生徒は春休みでも定期的に学園に顔を出して資料やらなんやら、新学期までにしなくちゃいけないの」

更紗「喜ぶのもつかの間、それにハルは色々後回しにしてたからね…自業自得よ」

ハル「う～更紗ちゃん手厳しい～」

頭を抱えるハルを横目にケーキを口にする更紗。

らぁら「へー忙しいんだね…」

絵里「それに今はあれが近いからね」

らぁら「あれ？」

みれぃ「らぁら知らないぷり？四ツ星学園はもうすぐ入学オーディションの日。最優秀生徒が忙しくなるのは分かるぷり」

四ツ星学園は新学期までに入学オーディションをおこなうのが決まり。
更紗達最優秀生徒が審査員として入学希望者を審査することになっている。オーディションのライブは生放送もされるのでファンの間では今の時期は楽しいことが沢山あるのでもっぱらのうわさ。

みれぃ「それに今年は今までの中で1番の盛り上がりを見せると予想されているぷり」

シオン「何かあるのか？」

更紗「まぁね。学園長の決断で四ツ星学園は20年ぶりに組がもうひとつ増えるの」

レオナ「それ前から気になってたんだけど…四ツ星学園なのに3つしか組ないんだねって。ずっと聞こうと思ってたんだけど…」

絵里「20年前までは4つあったよ。けど生徒数の減少で減らしたの。けど最近になって生徒も増えてきたからね…前々から議題には上がってたの」

四ツ星学園の組が4つではなく3つの理由を的確に説明した絵里。
情報を既に知っていたみれぃは頷いていた。

らぁら「へぇ、でもそれだけでそんなに盛り上がってるの？」

みれぃ「みれぃもそこが気がかりぷり。20年ぶりに復活でもコアなファンには嬉しい知らせでも今どきの女の子にはピンと来ないはずぷり」

更紗「ここからは私達しか知らないんだけどね、今回の入学オーディションとは別に同じ日に別の部門のオーディションがあるの」

ハル「その名も美組決定戦！」

いつの間にか復活していたハルが立ち上がって言ったが、らぁら達にはそれだけではピンと来なかった

更紗「簡単に言えば復活する美組の最優秀生徒は新入生に頼むことになったの」