【プリパラ】3つの流れ星 (ページ10)

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Ⅷ ページ10

それからしばらく立って四ツ星学園最優秀生徒を決める大会当日。
会場でもあるパラ宿のプリパラには楽しみにしていた女の子達で溢れかえっていた。

らぁら「すごーい！アイドルがいっぱいいるよー」

みれぃ「当たり前ぷり。アイドル育成校主催の大会、凄いアイドルが沢山いるとみて見に来る子達は沢山いるぷり」

らぁら「うーん…ステージがよく見えないよ…」

ぴょんぴょん跳ねたりしてステージを見ようとするが会場にいる人が多すぎてよく見えなかった。
らぁら達が困っていた時、後ろから声がかけられた

「あの…そらみドレッシングの皆さんで…お間違えないですか？」

らぁら「はい、そうですけど…あなたは？」

桐「ご紹介に預かります、迎桐と申します。鳥の劇組所属です……絵里さんに頼まれて皆さんのご案内に参りました」

ドロシー「案内ってなんのさ？」

桐「はい。更紗さん達が事前にめが兄さんに頼んで皆さんのための席をご用意させて頂きました」

礼儀正しい女の子″桐″が先頭を歩き、二階席の方へと向かっていく。しかしたどり着いたのはある部屋。そこには席とドリンクバーが用意された高級感ある一室だった。

レオナ「こんなにいい所で見ていいの？」

桐「はい。本来ここは四ツ星学園各組の最優秀生徒3名がライブを鑑賞する部屋なんです。ご本人達や学園長には話してあるので大丈夫です。」

使っても問題ないことを聞いてらぁらとドロシーは椅子へとダイブした。
ふかふかなのか背中を預けてぐでーっとしている。

らぁら「あっ！絵里さんのライブ始まるよ！」

らぁらが指さした先には既にステージに立つ絵里の姿。

らぁら「あれ？桐さん同じ組なのに出ないんですか？」

桐「私はまだ…未熟ものなので、来年ですかね？」

自分に弱気な桐はステージでライブをする絵里をキラキラした表情で見つめていた。

♪ Stranger alien

歌詞の意味を理解させるように表情を変えて歌っていく絵里。
観客は絵里のステージに釘付けだった。

絵里のステージからしばらくして今度はハルの出番が来た。

みれぃ「明るくポップで大人っぽさもあるViVid Kissはハルの魅力が引き立つ素敵なブランドぷり！」

ただポップなだけではなく自分らしさ、ハルらしさが引き立つコーデとダンスに会場は盛り上がっていた。

♪ オトナモード

シオン「そろそろ更紗の出番じゃないか？」

そふぃ「そうね。作ったコーデ…渡さなきゃ」

らぁら「かしこま！みんなで会いに行こ！」