【HUNTER×HUNTER】雷神少女5 (ページ20)

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214戦ページ20

旅団が流星街出身であることを知った後、ゴンとキルアは今後について話すと言って一旦その場を離れた
クラピカは再び連絡をした、しかしマフィアは旅団から完全に手を引いていた
だが、クラピカの知りたいことはそこではなかった

クラピカ
「私が知りたいのはそこじゃない。競売が予定通り行われるかどうかの一点だ」

レオリオ
「……お前まさか迎え撃つ気か？」

クラピカの発言に唖然とするレオリオ。しかしクラピカは何も言わなかった
それを肯定ととったレオリオはクラピカに反発する

レオリオ
「そりゃいくらなんでも無謀だぜ。どうやってマフィアの援護なしに戦うつもりだよ？」

クラピカ
「それは誤解だよレオリオ。奴等の後ろ盾など最初からない」

次の瞬間、クラピカのオーラが強くなった。念を覚えていないレオリオですら威圧感を感じていた
そんな中話を終えたゴンとキルアが戻ってきた

ゴン
「クラピカ！俺達にも何か手伝わせてよ。なんでもいい！どんなことでもやる」

クラピカ
「賞金は撤回されたんだぞ？」

ゴン
「わかってる。旅団を止めたい、その気持ちは変わってないよ」

戻ってきたゴンはクラピカに手伝わせてと言ってきた。本来ゴン達は旅団の賞金目当てで追っていたが、それが撤回されても手伝うと言った
しかし隣にいるキルアはあまり乗り気ではないことをアイディはすぐに理解した

クラピカ
「命懸けだぞ」

クラピカの冷たい一言にゴンはしばらく黙るが静かに頷いた
その頷きを見てクラピカは一言

クラピカ
「打ち合わせをしよう」

ゴン
「うん！！」

それはゴンの協力を受け入れるという一言だった

＊

その後、5人揃って改めて打ち合わせをした
クラピカから頼まれた役割は_____

ゴン攪乱係

キルア中継係

レオリオ運転手

しかしアイディには何も伝えなかった。アイディはあえて何も聞かなかったが、疑問に思ったゴンが先に聞いていた

ゴン
「クラピカ、アイディは？」

クラピカ
「アイディは……私が連絡するまで安全な場所で待機していてくれ」

アイディはなんとなくそんな気はしていた。だからあえて何も言わずクラピカの言い分を聞いていた

クラピカ
「旅団がまだアイディを狙っている可能性がある、だからこそ私達と行動しているのは_____」

ずっと黙っていたアイディが立ち上がりクラピカの言葉を遮った

アイディ
「いっつもそう……昔からクラピカは私の意見、聞かないよね？」