【HUNTER×HUNTER】雷神少女5 (ページ19)

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213戦ページ19

キルア
「なんだよ急に、どーしたんだ！？」

レオリオ
「おいクラピカ！！おいって！！」

クラピカの携帯にメールがきてすぐにクラピカは部屋から出ていきホテルのロビーまで早足で向かっていった。それを追いかけ止めようとするキルアとレオリオの声を聞き足を止める

キルア
「ヒソカから？」

クラピカ
「ああ…死体は偽物だと」

ヒソカからのメールの内容に全員が驚いた。アイディはそれを聞いて何処か分かっていたような表情をしていた

クラピカ
「旅団の中にそういう能力者がいるらしい」

《能力者》がいると聞いて全員が納得した。するとキルアは改めてクラピカに問いかけた

キルア
「どうする？完全に事態は急変したぜ」

クラピカ
「そうだな…まずい…確かに同じ具現化系なら可能だ。くそっ…何故こんなことに頭が回らなかったんだ…！！」

クラピカが1人焦る中、キルアは再び問いかけた

キルア
「さあどうする？俺達はなんでもやるぜ」

キルアからの問いかけに考えているとクラピカの携帯が再び鳴った
クラピカはその場から離れ通話をする
それと同じタイミングでアイディの通信機も鳴った。ゴン達に一声かけてその場を離れた

アイディ
「…私よ」

クーナ
『アイディ、メール確認しました。少々無茶だと思いましたが…あなたの願いには答えなくてはいけませんものね』

アイディ
「ありがとう…正直怒られるとおもった…」

クーナ
『状況が状況ですもの。とにかくその作戦を実行するにはクラピカ達から離れなくてはいけません』

アイディが先程メールを送信したのはクーナに向けてのものだった
クーナはアイディの提案に了承し、作戦実行のためにゴン達から離れろと言った
事情も知らないゴン達にどう説明して離れればいいのか、アイディは考える
通話先で何かを察したクーナは先に口を開いた

クーナ
『アイディは離れるチャンスが来たら連絡を入れてください。私達はその合間に準備を進めます』

アイディ
「分かった…頼んだよ」

アイディは通信機を切った。1度深呼吸をし、「大丈夫」と自分に言い聞かせてゴン達のもとへと戻った

ゴン
「アイディ大丈夫？」

アイディ
「うん、平気だよ。ちょっと仕事の話してただけだから」

レオリオ
「おめーも大変だなぁ」

なんとか連絡の内容を問われないよう話を逸らしたアイディは笑って答えた
そんな時、クラピカが戻ってきた

連絡の内容は、旅団が流星街出身であることだった