【HUNTER×HUNTER】雷神少女5 (ページ11)

今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:4,661 hit

205戦ページ11

イーディス
「これは…アイディ様のですか？」

アイディ
「見覚えはないけど…本に挟まっていたなら、関係はあるのかもしれない」

イーディス
「情報部に戻して調べさせましょうか？」

アイディはしばらく考えた。イーディスの提案も一理あるが、アイディは不思議とこの写真を手放したくなかった

アイディ
「しばらく私に持たせてくれない？ちょっと気になって…」

イーディス
「それは構いませんよ。情報部にはコピーがあるようなので現物はアイディ様がお持ちください」

イーディスからの許可ももらいアイディはその写真を懐にしまった

ジブリール
「では私はそろそろ調べてまいります。マスターの身体についての情報もできる限り集めておきます」

そう言ってジブリールは羽根を使って空高くへと飛び去っていった

イーディス
「私も持ち場に戻ります。アイディ様はちゃんと休んでくださいね」

と言ってイーディスもその場を後にした
アイディも伸びをした後、疲れた体を休めるために部屋へともどった

＊

部屋にもどった時、すでにミッシェルも姿を消していた。ミッシェルとジブリールとは基本的には別行動であり、2人には聖王に関する情報を集めてもらっていた。情報部よりも詳しいからというクーナの提案である

アイディ
「休めって言われても何したらいいんだろ…こんなのんびりするの久しぶりだな…」

ソファに座ってボーっとしていると通信機が鳴った。画面を見たが知らない番号からの着信だった
アイディはそういったものを気にしたりしないため、警戒もなくその着信に応答した

『もしもし？アイディ？』

アイディ
「え…ゴン！？」

連絡してきたのはゴンだった
久しぶりに聞く明るい声に笑みを浮かべるアイディ

ゴン
『よかった！繋がった！アイディ元気にしてる？』

アイディ
「うん、元気だよ。ゴンは相変わらずだね」

ゴン
『約束の日になっても連絡来なくて心配したんだよ？』

ゴンの言葉を聞いて慌ててカレンダーを見る。確かに約束の一日はとうに過ぎていた

アイディ
「ごめん…ちゃんと日付見てなくて」

ゴン
『お仕事忙しかったんでしょ？クーナから聞いてるから大丈夫だよ』

ゴンからの言葉を聞いてホッと一息つくアイディ

ゴン
『それでついさっきクラピカとも連絡がついてね、明日時間が合えば会えないかな？』

アイディ
「…うん！行く！ちゃんとお詫びしたいもん」

アイディはゴン達との再開を心待ちにしていた